大学野球秋季リーグ 関西地区編2026
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大学野球秋季リーグ 関西地区編2026
関西地区の大学野球秋季リーグが終了し、優勝校が決まりました。NPBドラフトでは、今年も指名選手を輩出しました。今回は、優勝争いと注目の選手たちを紹介します。なお、関西地区代表決定戦が10月30日から4日間の予定で開催され、これに勝ち抜いた2チームが神宮大会(11月19日から6日間)に出場します。
関西学生野球連盟
>>関西学生野球連盟

優勝 関西学院大 4季ぶり18回目
関西学生野球は、優勝争いが最後までもつれました。関西学院大と関西大で首位争いを繰り広げ、そこに近畿大にも優勝の可能性が出てくるという混沌とした状態が続きました。10月23日の同立戦に先立って行われた関西学院大と近畿大は、引き分け2つを挟んだ5回戦。関西学院大が13対5と逆転勝利で自力優勝を果たしました。
順位と表彰選手は下記の通りです。
>>https://kansaibig6.jp/2026autumn/
秋季リーグ戦では数々の好ゲームが繰り広げられました。9月5日に行われた立命館大と関西学院大の試合では、共にリーグを代表する投手による投手戦を見ることができました。立命館大は有馬伽久投手(4年 愛工大名電)、関西学院大は飯田泰成投手(4年 春日)の先発。この試合は2対1で関西学院大に軍配が上がるものの、両投手が最後まで投げ切るなど名勝負といっていい試合でした。飯田投手は5勝1敗、防御率トップの1.36、リーグ最多の奪三振59で最優秀選手賞、最優秀投手賞に加えベストナインを受賞しました。
関西学生野球連盟からは関西大の米沢友翔投手(4年 金沢)(千葉ロッテマリーンズから1位)、近畿大の宮原廉投手(4年 崇徳)(中日ドラゴンズから1位指名)、立命館大の有馬投手(福岡ソフトバンクホークスから2位)と西野啓也選手(4年 高知)(広島東洋カープから1位)がドラフトで指名されました。
米沢投手は秋季リーグで7試合に登板し1勝1敗、防御率2.97の成績を残しています。宮原投手は8試合に登板し2勝3敗、防御率は2.85。有馬投手は8試合の登板で3勝3敗、奪三振40で防御率3.38の成績。西野選手は打率2割7分9厘ながら捕手として強肩の持ち主です。
関西六大学野球連盟

優勝 大阪商業大 2季連続26回目
春季リーグに続き秋季リーグでも大阪商業大が圧倒的な強さで制しました。
優勝は8勝2敗(勝ち点4)の大阪商業大、同率2位が京都産業大と大阪経済大でともに7勝6敗(勝ち点3)、4位が神戸学院大、5位が龍谷大、6位が大阪学院大の順になっています。
大阪商業大は9月6日の神戸学院大戦では投手戦が繰り広げられましたが、0対1で迎えた9回裏に真鍋慧選手(3年 広陵)がライトスタンドへ豪快なサヨナラ本塁打を放ち2対1で神戸学院大を下しました。また、9月22日の京都産業大戦では、京都産業大の先発野原元気投手(4年 塔南)を真鍋選手の本塁打を含む6安打で6点を奪い、3回途中でノックアウト。その後もリリーフ陣からも追加点を奪い12対5で大勝しています。

今秋季リーグ戦では大阪商業大の選手らが活躍していた印象がありました。京都産業大の野原投手や大阪経済大の常深颯大投手(4年 明石商)らもリーグを代表する投手ですが、星野世那投手(4年 近江)や松林幸紀投手(4年 広陵)、野手では春山陽登選手(4年 敦賀気比)や真鍋選手、岩橋修太選手(2年 尽誠学園)らそうそうたる顔触れがそろっています。また来季のドラフト候補も揃っているだけに大阪商業大の黄金期は続きそうです。いったいどこが大阪商業大の連覇を止めることができるのでしょうか。
秋季リーグでは春山選手が通算本塁打13本と連盟記録を塗り替えました。これまでの通算本塁打記録は佐伯貴弘選手(大阪商業大‐横浜ベイスターズ‐中日ドラゴンズ)の12本。
関西六大学野球連盟からは大阪商業大の星野世那投手(4年 近江)が横浜DeNAベイスターズから1位で、春山陽登選手(4年 敦賀気比)がオリックスバファローズから2位で、鶴川内陽投手(4年 高田商)から福岡ソフトバンクホークスから育成12位で、松林幸紀投手(4年 広陵)が同じく育成13位で、京都産業大の野原元気投手(4年 塔南)が広島東洋カープから2位で、大阪経済大の常深颯大投手(4年 明石商)が阪神タイガースから2位でそれぞれ指名されています。
表彰選手は下記の通り
>>https://www.kan6bb.jp/wp_kan6/wp-content/uploads/2026/10/44df3b4f6de3c0cba314be806cc7eac1-1.pdf
阪神大学野球連盟
>>阪神大学野球連盟

優勝 天理大 2季連続29回目
10月16日に天理大と関西国際大で優勝決定戦が行われ、2対1で天理大が関西国際大を下し優勝を果たしました。この試合では的場吏玖投手(4年 大阪電通大高)が完投勝利しています。
首位争いは大阪体育大、関西国際大、天理大の3チームで行われ大阪体育大がややリードしていました。10月11日、関西国際大は大阪産業大相手に4対2で快勝。同日の天理大は大阪体育大との試合で7対0(8回コールド)と快勝し、天理大と関西国際大による優勝決定戦にもつれ込みました。
順位は天理大が7勝2敗1分けで優勝、2位が関西国際大の7勝2敗1分け、3位が大阪体育大の7勝3敗、そして4位が大阪産業大、5位が関西外国語大、6位が甲南大となっています。
阪神大学野球連盟からは天理大の的場投手が阪神タイガースから5位で指名、関西国際大の村山勇太投手(4年 京都外大西)が福岡ソフトバンクホークスから育成8位で指名されています。的場投手は秋季リーグで防御率トップの0.86。これに加えて奪三振30と5勝はリーグ最多。リーグを代表する投手です。村山投手は秋季リーグでは1試合のみの登板にとどまっています。
表彰選手は下記の通り
>>https://hanshin-bbl.com/2026/2026-autumn-awarded-players.pdf
近畿学生野球連盟

優勝 神戸医療未来大 初優勝
今秋季リーグで波乱がありました。2002年春季リーグに3部リーグに初参加した神戸医療未来大が初優勝を果たしました。神戸医療未来大は2000年に開学し、近畿学生野球連盟に参加しました(当初の名称は近畿福祉大学)。2022年に現在の名称になっています。
春季リーグを制している奈良学園大が優位に首位争いを進めるかと思われた秋季リーグですが、神戸医療未来大が9勝2敗で優勝。2位が大阪工業大の7勝7敗。3位が奈良学園大の7勝8敗。そして4位が和歌山大、5位の大阪公立大、6位の阪南大と続いています。
神戸医療未来大の山田悠希投手(4年 玉野商工)は9月12日の大阪公立大戦で先発し阪公大打線をわずか102球で5安打完封するなど優勝に大きく貢献しています。防御率0.60とリーグ首位の好成績を残しています。
大阪工業大は春季リーグで首位打者に輝いた岡田光平選手(4年 報徳学園)や今春季リーグでは奮闘した岩﨑大輝投手(2年 龍谷大平安)(防御率1.80とリーグ4位)らがいるものの勝ち星に結びついていません。
奈良学園大は本田涼投手(3年 日南学園)と中西大馳投手(3年 京都国際)がまずまずの成績(ともに防御率トップ5に入る)を残し、野手では森大輔選手(4年 市立和歌山)が4割5分の打率で首位打者。米井風雅選手(4年 大商大堺)や河田武選手(1年 東海大相模)ら主力選手も3割以上の打率を維持しています。
また、大阪工業大の岡田選手は北海道日本ハムファイターズから育成1位で指名されています。岡田選手は秋季リーグの成績は打率3割、春季リーグでは打率4割5厘と首位打者に輝き外野手でベストナインに選ばれています。大阪工業大からのドラフト指名選手は初になります。
神戸医療未来大が初優勝を果たしたことで来季以降リーグの勢力図が変わっていくかもしれません。
表彰選手はかきの通り
>>https://safe-api.omyutech.com/webdata/league/348/hp/topic_detail_1793336242200.pdf
京滋大学野球連盟
>>京滋大学野球連盟

優勝 佛教大学 2季ぶり65回目
春季リーグの覇者、花園大とリーグ最多優勝を誇る佛教大による優勝争い。一時は花園大がリードするも10月16日の直接対決では佛教大、野村亮輔投手(4年 綾羽)と花園大、本田星翔投手(3年 塔南)の両エース対決は3対1で佛教大に軍配が上がりました。野村投手は7イニングを被安打4、奪三振3で切り抜け、球場のスピードガンでは最速150キロをマークしました。このカードで佛教大は2勝1敗と勝ち越し、10月24日の京都教育大戦を1対0で勝利し自力優勝を果たしました。
佛教大は投手陣が比較的安定しており、野村投手の他にも藤田健人投手(3年 智辯学園)や三上明斗投手(4年 洛東)、中西孔太朗投手(4年 乙訓)といった存在がチームを支えています。
花園大は惜しくも連覇とはなりませんでしたが、多田智哉選手(3年 日星)や高橋直希選手(2年 近江)といった主軸を打てる選手に加え、本田投手や森田大翔投手(4年 京都国際)ら中心となる投手も揃っておりチーム状態は安定しています。
順位は佛教大(10勝2敗)、花園大(9勝2敗)、びわこ成蹊スポーツ大(6勝4敗)、京都先端科学大(5勝7敗)、大谷大(2勝8敗)、京都教育大(1勝10敗)の順になっています。
ドラフトでは、京滋大学野球から佛教大の野村投手がオリックスバファローズから5位で指名されました。秋季リーグでは防御率2.47、リーグ最多の54奪三振の記録を残しています。

