関西地区大学野球春季リーグ情報

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関西地区大学野球春季リーグ情報

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各地の大学野球春季リーグが行われ、関西地区の各連盟でも順調にリーグ戦の優勝校も決まりました。今回は関西地区の各リーグのリーグ戦と優勝校、そして選手らを紹介します。なお、各優勝校は第75回全日本大学野球選手権記念大会(6月8日から14日、神宮球場及び東京ドーム)に出場します。
>>https://www.jubf.net/alljapan/

関西学生野球連盟

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優勝 関西大 5季ぶり41回目

5月17日、前日に京都大に先勝していた関西大がこの日の2回戦も快勝し、5季ぶり41回目の優勝を果たしました。春季リーグに限っては1995年以来の優勝です。この優勝が決まった試合の先発は、関西大は米沢友翔投手(4年 金沢)、京都大は渚阿貴投手(3年 都立西)でした。中盤に関西大の打線が爆発、澤村凪人選手(2年 三重)の本塁打も飛び出し6対0で京都大を下しました。米沢投手は7イニングを投げ15の三振を奪っています。

近畿大が最後まで首位争いをしましたが僅差で2位となりました。3位が立命館大、4位が関西学院大、そして同志社大、京都大という順位になっています。立命館大はエース有馬伽久投手(4年 愛工大名電)を擁していますが、関西大と近畿大の上位2校から勝ち点を落としたのが痛いところでした。有馬投手は5試合先発し3勝1敗、防御率2.53と上位10傑入りしています。

関西学生野球連盟では東京六大学野球連盟とともにこれまではDH制を採用していませんでしたが、今季からDH制を導入。これで全ての大学野球でDH制が採用されました。同連盟で初めてDH制が採用となった試合は4月4日、開幕式直後の試合、関西学院大対京都大です。先攻の関西学院大は4番に福谷宇楽選手(4年 社)が、後攻の京都大は6番に神作優志選手(3年 海城)がそれぞれDHとして打席に入りました。「DH初安打」はこの日の2試合目、近畿大対関西大で近畿大の渡辺崇仁選手(3年 鳴門渦潮)が6回表にセンター前に放っています。

また、関西学生野球連盟では今季から学生審判委員として計10人の登録があり、各試合で三塁の塁審を務めています。審判員のなり手が減少しているといわれる昨今、審判員の人手不足解消につながってほしいですね。

関西六大学野球連盟

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優勝 大阪商業大 2季ぶり29回目

大阪商業大が首位争いを制し優勝を果たしました。優勝が遠のいている龍谷大や大阪経済大も最後まで粘ったものの、一歩及ばず。龍谷大は勝ち点で大阪商業大に並んだだけに直接対決での負け越しが痛いところです。京都産業大も健闘し、いい試合が多かったように思えます。

5月16日、大阪商業大は京都産業大と対戦。大阪商業大は星野世那投手(4年 近江)、京都産業大は野原元気投手(4年 塔南)が先発し、互いに点を譲らない素晴らしい投手戦が繰り広げられました。試合は0対0のまま迎えた9回裏、大阪商業大の真鍋慧選手(3年 広陵)が一死一塁三塁からライト前へサヨナラ安打を放ち、優勝に王手をかけました。星野投手は140キロ台のストレートに変化球も組み合わせ9イニングを被安打5、奪三振10。野原投手も最後まで投げ被安打6、奪三振7とエース対決に相応しい試合内容となりました。この翌日の2回戦で、10対0と大阪商業大が京都産業大を下して優勝を決めています。

4月18日の大阪商業大と龍谷大の直接対決1回戦、龍谷大は大阪商業大の星野投手から得点を奪うことはできず、3安打、8三振。これに対し大阪商業大は藤原颯太投手(3年 鳴門)、渡邊煌多朗投手(2年 比叡山)から10安打2得点。今季の大阪商業大は接戦をものにするしぶとさがあると実感した試合でもあります。

なお、首位打者は龍谷大の市橋昴士選手(4年 愛工大名電)、2位が真鍋選手。防御率トップは龍谷大の藤原投手、奪三振トップは大阪経済大の常深颯大投手(4年 明石商)です。また、大阪商業大の中山優月選手(3年 智辯学園)は内野手登録ながら今季も4試合に登板し4勝、防御率0.70はリーグ3位という上々の成績を残しています(投手での出場の際は打席に立たず、登板のない試合は二塁手で出場)。

表彰選手は下記の通り。
>>https://www.kan6bb.jp/wp_kan6/wp-content/uploads/2026/05/8e02f6aeebb77f33e382359929c51aeb.pdf

阪神大学野球連盟

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優勝 天理大 3季ぶり28回目

5月9日、天理大と大阪産業大学の2回戦、この試合で天理大が7対0(8回コールド)で大阪産業大を下し天理大が優勝を果たしました。天理大は的場吏玖投手(4年 大阪電通高)、徳井仁一朗投手(3年 仙台育英)という看板投手を擁して首位争いをリードしてきましたが、この優勝が決まる試合では出口稜真投手(4年 近代泉州)が先発し、5回を0点に抑えています。野手でも福島選手ら当たっている選手らが主力を担っており、昨年秋季リーグこそ最後の最後で優勝を逃したものの投打ともに噛み合っており且つリーグ内で最も選手層が厚いといえそうです。

2位の大阪体育大と3位の関西国際大。ともに首位争いに加わるも天理大には及ばず。4位の大阪産業大は、昨年秋に天理大に競り勝つも今季は負け越し、天理大の優勝を許す結果になりました。5位が甲南大、6位が大阪電気通信大となっています。

同リーグで二刀流に挑んでいる選手がいます。甲南大の正重恒太選手(4年 神港学園)です。DHで出場する機会が多く登録は内野手。右投げ右打ちの183cm、95kgという体格の持ち主です。4月5日、開幕戦となる大阪産業大戦ではリードされた展開で7回途中に4番手投手として登板(それまではDH出場)、5月3日の天理大戦で2番手投手として7回から登板(それまではDH出場)で3イニング投げ敗戦投手になるなど今春季リーグ3試合に登板し防御率4.26という成績を残しています。

近畿学生野球連盟

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優勝 奈良学園大 4季連続48回目

優勝は10勝4敗で奈良学園大。4連覇を果たしました。2位が8勝6敗の和歌山大、3位が神戸医療未来大、4位が阪南大、5位が大阪工業大、6位が大阪公立大となっています。

奈良学園大は4月24日の阪南大戦でエースの矢川幸司郎投手(4年 日本航空石川)が先発。10対3(7回コールド)で7回を投げ切りました。被安打7、奪三振5と力で抑えるというよりうまく打たせながら抑え、投げ切っていきました。矢川投手は6試合に登板し1勝、防御率1.93という成績を残しています。奈良学園大は米井風雅選手(4年 大商大堺)や河原巧選手(4年 奈良大附属)ら主力打者も手ごわい存在です。神宮での活躍を期待したいですね。

和歌山大は優勝こそ逃しましたが、エースの片山将希投手(4年 日高)の存在が大きいといえます。4月17日の奈良学園大と和歌山大の一戦で片山投手が先発し5回を投げ2点に抑え好投しています。後半で打線が奮起し6対3で和歌山大が勝利しますが、これも片山投手が奈良学園大の前半を7奪三振2失点の抑えたのが大きかったように思えます。また、4月24日の神戸医療未来大戦では完投し7対1で勝利に大きく貢献しています。

京滋大学野球連盟

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優勝 6季ぶり 3回目

最終節を前に無敗の花園大と1敗の佛教大が激しい優勝争いを繰り広げていましたが、最終節の直接対決で接戦をものにした花園大が佛教大を接戦の末に下し全勝優勝、佛教大の連覇を5で止めました。また、今回は異変も発生しています。京都先端科学大が下位に低迷しています。3位がびわこ成蹊スポーツ大、4位が大谷大、5位京都先端科学大、6位が明治国際医療大の順になっています。

4月3日の佛教大と明治国際医療大の2回戦では、佛教大は中西孔太朗投手(4年 乙訓)が先発。佛教大は打線が爆発し9対1(8回コールド)と大勝しますが、中西投手は140キロ超のストレートに変化球のキレも良く5イニングを被安打5、奪三振4、1失点に抑えています。2番手の野村亮輔投手(4年 綾羽)も140キロ台のストレートなどで1イニングを三者三振に打ち取っています。4月20日の佛教大とびわこ成蹊スポーツ大の2回戦、佛教大はこれまで登板機会がなかった高橋龍史投手(3年 海星)が先発。140キロ超のストレートに変化球を織り交ぜ6回を被安打2、奪三振5で0店に抑えています。この試合は佛教大が3対1でびわこ成蹊スポーツ大を下しています。

花園大は4月20日の京都先端科学大2回戦で荒木嵩晴投手(3年 日星)が先発。荒木投手は6回を投げ被安打4、奪三振6、2失点に抑え、6対2で勝利。4月25日の明治国際医療大1回戦では森田大翔投手(4年 京都国際)が先発し、140キロ超のストレートなどを駆使し6イニングを被安打6、奪三振5の2失点に抑え、7対2で勝利しています。佛教大は選手層に豊富さが感じられますが、花園大はこの2人の投手が軸になってチームを支えてきています。