関西地区大学野球秋季リーグ 展望と開幕情報

関西地区大学野球秋季リーグ 展望と開幕情報 WATCH

関西地区大学野球秋季リーグ 展望と開幕情報

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関西地区大学野球の春季リーグは、各リーグともコロナ禍の影響で全て中止に追い込まれました。6月に開催予定だった全日本大学野球選手権も中止を余儀なくされました。チームは、活動休止に強いられる時期があるなど影響もありましたが、秋季リーグは開催にこぎつけることができました。

原則無観客での開催となり、また通常とは異なる方式での開催になっています。観戦は保護者などに限られ、華やかな応援は、今年の秋季リーグでは見られません。今回は、開催したばかりの各リーグを紹介します。

関西六大学野球試合風景

関西学生野球連盟

高野侑汰投手(関西大)

春季リーグ戦は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、延期に次ぐ延期で8月に開催することが決まるも最終的に中止に追い込まれました。今回の秋季リーグは昨年秋季リーグ以来の公式戦になります。ただ、従来とは開催方式が大きく変わります。

試合方式は、2回戦総当たり(各チーム10試合)の勝率方式で優勝を争います。延長戦の場合、同リーグでは従来採用していなかったタイブレーク方式になります。また、全試合とも無観客での開催になり、入場できるのは部員の保護者、家族及びベンチ入りしていない部員、各チームの応援団員(4年生のみ25人まで)に限られています。試合中は拍手が沸き起こるものの、この秋季リーグでは、華やかな応援はありません。コロナ禍でようやく開幕に漕ぎつけられたことを実感させられます。

昨秋季リーグは、関西大が制し、神宮大会でも準優勝と大健闘しました。現在は、立命館大と関西大が2勝を挙げで道立首位、近畿大が3勝1敗で2位に付けており、この3チームで首位争いが行われそうです。

また、今年は春季リーグが中止になったことで、プロを目指す選手にとってはアピールする上でも重要なリーグ戦です。9月14日現在、下記の選手がプロ志望届を提出しています。

・高野脩汰選手 関西大学(出雲商出身)
・佐藤輝明選手 近畿大学(仁川学院出身)

高野選手は投手、佐藤選手は内野手です。

公式HP:http://kansaibig6.jp/

関西六大学野球連盟

打田雷樹投手(大阪学院大)

今季は春季リーグを何度か延期するも開催を断念し、7月に京都産業大を除く5校で代替大会を開催するもコロナ禍の影響により途中で打ち切りとなりました。今回の秋季リーグは、実質的に昨年秋季リーグ以来の公式戦になります。また、他のリーグと同様に無観客での開催となり、観戦できるのか部員の保護者らに限られています。

今回の秋季リーグは、従来の勝ち点制から2回戦総当たり制(各チーム10試合)による勝率制に変更されています。9月5日に予定通り開幕し、現在は大阪商業大が全勝(2勝)、次いで京都産業大が3勝1敗と大阪商業大を追う形になっています。

同リーグからは、次の選手がプロ志望届を提出しています。

・打田雷樹投手 大阪学院大(日本航空石川出身)
・脇屋紀之選手 大阪学院大(明徳義塾出身)
・西原大智選手 龍谷大学(塔南)

打田選手は、同チームを代表するエースです。今季は1試合にリリーフで登板し、1イニングしか登板機会がありませんが、昨季までの実績は十分です。脇屋選手は外野手、龍谷大の西原選手は投手です。

公式HP:http://www.kan6bb.jp/

阪神大学野球連盟

コロナ禍の影響で、加盟大学の中には練習などの活動に制約があるチームがあったことから開幕が遅れ、9月21日に開幕します。ただし、従来の勝ち点方式ではなく2試合総当たりのポイント制で開催され、また一部日程は1日に3試合行うなど期間を短縮して開催されます。

昨年秋季リーグは、天理大が圧倒的な強さで優勝し、大阪産業大と関西国際大がこれに続きました。これに大阪体育大を加えた4チームが中心となって優勝争いが行われそうです。

同リーグでは下記の選手がプロ志望届を提出しています。

・熊谷航選手 大阪体育大学(東北)
・深尾哲平選手 関西国際大学(福知山成美)

その他にも、下記のリーグを代表する投手も在籍しています。秋季リーグでの活躍と次の舞台へのアピールが期待されます。

・武次春哉選手 関西国際大学(西脇工出身)
・森浦大輔選手 天理大学(天理出身)

公式HP:http://www.hanshin-bbl.com/

近畿学生野球連盟

糖本武司投手(大阪市立大)

9月4日に無観客試合で開幕しましたが、関西地区の各リーグの中で唯一試合方式が従来通りの勝ち点方式で行われています。ただし、試合前及び終了後は、それぞれベンチ前で整列、そして試合と試合間にベンチ内を清掃、消毒するなど感染症対策が取られています。阪南大が開幕直後の第一節2試合を棄権(記録は放棄試合扱い)したものの、以後の試合は予定通り行われています。

現在は、大阪市立大と奈良学園大が勝ち点2、勝率8割で首位、これを和歌山大が勝ち点1、勝率6割で追いかけます。今リーグは三つ巴の面白い首位争いが最後まで展開されそうです。

同リーグでは下記の選手がプロへの意向を示しています。

・塘本武司選手 大阪市立大(八尾出身)

公式HP:http://www.kinkigakusei.shop/

京滋大学野球連盟

京滋大学野球試合風景

関西地区の中では最も早い8月26日に開幕しました。同リーグも無観客での開幕となり、観戦できるのは事前に登録した部員の保護者に限られています。そして他のリーグと同様に従来の勝ち点方式は採用していません。

現在、好調の佛教大を京都先端科学大とびわこ成蹊スポーツ大が追う形で首位争いが進められています。この3チームともに優勝の可能性があります。

現在、下記の選手がプロ志望届を提出しています。

・喜多隆介選手 京都先端科学大学(小松大谷出身)
・吉村慎之介選手 京都先端科学大学(福井工大福井出身)
・河野翔太選手 京都工芸繊維大学(四条畷出身)

公式HP:https://keijidaigaku.com/WP/
※記録、成績は9月14日現在