プレミアリーグ全20クラブ「選手の給料総額」ランキング!

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プレミアリーグ全20クラブ「選手の給料総額」ランキング!

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1位はやはりマンチェスター・シティで、総額300億円!

テレビ放映権料の高騰やスポンサーの増加で、プレミアリーグのクラブの売上は右肩上がりですが、一方で選手の移籍金や給与の額もうなぎ上りに増えています。9月27日にスポーツサイト「TOTAL SPORTEK」が、「プレミアリーグ全20クラブの選手給与総額」というレポートを掲載。2013-14シーズンからの4季で、各クラブが選手に支払っている給与がどのくらいの額になっているかをランキング形式でまとめています。

まずは、記事から引用した図表をご覧いただきましょう。2016-17シーズンのTOPは、ポグバやイブラヒモヴィッチを獲得したマンチェスター・ユナイテッドではなく、ペップ・グアルディオラ監督の下で大量補強を推進したマンチェスター・シティです。ダヴィド・シルヴァ、ヤヤ・トゥレなど高給のベテランが多いところに、ノリート、ジョン・ストーンズ、レロイ・サネ、ギュンドアン、ブラボと5人の欧州トップクラスを加えたクラブの給与総額は2億2500万ポンド(約297億円)。開幕戦で起用できる選手が13人しかいなかった最下位ハル・シティは2500万ポンド(約33億円)しかかけておらず、マンチェスター・シティは彼らの9倍の額を選手の年俸に費やしているのです。

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TOP4は2億ポンド超え!堅実なスウォンジーとトッテナム

ランキングを見ると、プレミアリーグのクラブの規模感がわかります。マンチェスター勢とチェルシー、アーセナルのTOP4は2億ポンド超え。1億ポンド台のリヴァプールとトッテナムがこれに続き、中堅クラブは5000万ポンド〜8000万ポンド。昇格したてのクラブや小規模クラブは、3000万ポンド〜4000万ポンドとなっています。本拠地バイタリティ・スタジアムが1万1000しか収容できないボーンマスは、これ以上選手の給与が上がったら大変でしょう。リバティ・スタジアムが2万人強しか入らないスウォンジーも他の中堅クラブよりも堅実な数字になっており、相当がんばってスポンサーを集めなければ、現在の5900万ポンドからは上げられないと思われます。

移籍金が高いのは、実績がある20代後半の選手と伸び盛りの若手選手ですが、給与のほうは、欧州のトップクラブでプレイしていた選手やベテラン選手が高くなる傾向があります。昨シーズンは3位に食い込み、チャンピオンズリーグに出場しているトッテナムがTOP4やリヴァプールに比べて給与額が低いのは、「移籍金も給与も安いブレイク寸前の若手を獲得し、伸びたらビッグクラブに高値で売る」という方針を徹底しているからでしょう。DF陣にベテランが多いチェルシー、移籍金を抑えて所属選手の給与を上げる方針で運営されているアーセナル、ルーニーやイブラヒモヴィッチなどのスター選手を揃えるマンチェスター・ユナイテッドは、ひとりあたりに支払う給与はどうしても高くなります。プレミアリーグで最も平均年齢が若いトッテナムが、給与額が増えていないのに着実に強くなっているのは見事です。お金にシビアなことで有名なレヴィ会長の商売上手ぶりが、こんな数字からも見て取れます。

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トリノにレンタルされたジョー・ハートをはじめ、ヤヤ・トゥレ、コンパニなど長く在籍するベテランが多いマンチェスター・シティ

中堅クラブの増額が顕著。王者レスターは伸び率1.8倍!

さて、ここ数年で最も給与総額が伸びているクラブはどこでしょう。そうです。2014-15シーズンにプレミアリーグに昇格してから、たった2シーズンでプレミアリーグを制覇したレスターです。3700万ポンドだった選手のサラリーは、1.8倍の6600万ポンドまで膨れ上がりました。増加分に含まれているのは、ジェイミー・ヴァーディ、マフレズ、ドリンクウォーターといった主力の「引き留め料」」と、岡崎慎司、アーメド・ムサ、イスラム・スリマニとたった2年で3回も移籍金のクラブレコードを更新した有望選手たちの給与です。昨季王者は、余勢をかってプレミアリーグの「中の上」に定着できるでしょうか。降格などしようものなら、3000万ポンド台までサラリーをカットして出直さなければなりません。

レスターの次に伸びが目立つのは、最近3年で30%以上増加しているサウサンプトン、ウェストハム、ストークです。ヨーロッパリーグ出場権を獲得した昨季6位のサウサンプトンと7位ウェストハムは、欧州の大会に常時出場し、あわよくばチャンピオンズリーグ出場をという野心を持ったクラブ。6万人収容のオリンピック・スタジアムに移転したウェストハムは、トッテナムに追いつけ追い越せで代表クラスの選手を大量に補強し、新シーズンを迎えました。現在、18位とスランプに陥っていますが、このまま下位に定着するわけにはいきません。3季連続で9位のストークも、シャキリ、ボージャン・クルキッチ、アフェライなど欧州のトップクラブに在籍していた選手を集めており、色気は充分です。意外と給与額が増えているクラブにWBAがありますが、こちらは上位狙いというわけではなく、補強の際に20代後半の即戦力を獲っているからでしょう。チームを預かるピューリス監督の目標は、いつもどおりのプレミアリーグ残留です。

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昨季優勝のレスターは、ヴァーディをはじめ主力が次々と給与アップの新契約を勝ち取りました

昨季は4800万ポンド。優勝するにはいくら必要?

さあ、2016-17シーズンを制するのはどのクラブでしょうか。選手の給与と監督の実績で決まるなら、マンチェスターの2クラブの一騎打ちですが、昨季は4800万ポンドしか払わなかったクラブが優勝しています。3季連続で2億ポンド以上かけた唯一のクラブであるマンチェスター・ユナイテッドは、この間チャンピオンズリーグ出場1回というわけにはいかないでしょう。2年続けて給与総額No.1が勝っていないリーグですが、果たして…!?


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