関西地区大学野球春季リーグ、間もなく終了

関西地区大学野球春季リーグ、間もなく終了 WATCH

関西地区大学野球春季リーグ、間もなく終了

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大学野球の春季リーグの季節も終わろうとしています。関西地区の各リーグでも優勝校が決まったところもあります。そんな各春季リーグを紹介します。

関西学生野球連盟

現在、首位が立命館大(6勝1敗 ※勝ち点3)、2位が近畿大(4勝3敗 勝ち点2)、3位が同志社大(6勝6敗 勝ち点2)と続きます。立命館大が一歩抜きんでた感もありますが、19、20日に第5節が、来週25、26日に最終節を残しており、優勝争いの行方は予断を許しません。京都大学は勝ち点なしの最下位ながら既に3勝(8敗)しており、侮れない存在です。

また、関西大はエースの山本隆弘(4年 桜宮)が故障のため投げられないのが痛いところです(5月11日の京都大戦では代打出場)。これに対して、近畿大の小寺兼功(4年 岡山理大附)はプロのスカウトをうならせるピッチングで、現在の防御率1.94はリーグ3位です。防御率1.32で1位の同志社大、仲野芳文(2年 天理)も好調です。

ところで、今春、首位を行く立命館大は投手力よりも打撃力のイメージがあります。辰巳涼介(4年 社)、橋本和樹(2年 龍谷大平安)、福武修(2年 東海大甲府)ら4割打者がそろっているのです。立命館大が有利な気もしますが、今週末には立命館大と近畿大の対戦が、来週末25、26日の最終節では立命館大と同志社大の対戦が予定されており、この結果次第では首位が入れ替わる可能性はありえます。

※勝ち点:同一カードで先に2勝した場合(同一カードは一方が2勝したら終了)に勝ち点1となる。

関西六大学野球連盟

現在、首位が大阪商業大(7勝4敗 勝ち点3)、2位が神戸学院大(8勝5敗 勝ち点3)、3位に京都産業大(5勝4敗 勝ち点2)と続きます。龍谷大は一時期の低迷から脱したかのように見え4位(4勝5敗 勝ち点1)につきます。

5月16日の第6節、神戸学院大‐大阪学院大2回戦の結果及び今週末19、20日の大阪商業大‐京都産業大の試合結果で優勝が決まることになります。一昨年の秋季リーグ以降、大阪商業大が優勝していますが、今春季は大阪商業大と神戸学院大の首位争いに京都産業大が追い付く争いとなり面白いリーグ戦となっています。もし神戸学院大が優勝すれば、2011年秋季リーグ以来です。

関西六大学で今春季、好調な投手陣には大阪商業大では尾田恭平(4年 智辯学園)、大西大樹(3年 大商大)、京都産業大では湯川翔太(4年 久御山)、川辺凛(4年 東山)、宮所広輔(3年 関大北陽)らがいます。調子が上向いてきた龍谷大は波多野俊樹(2年 日星)の活躍があげられます。

阪神大学野球連盟

現在、首位が天理大(8勝2敗 勝ち点4)、2位が関西国際大(7勝4敗 勝ち点3)、3位が大阪産業大(6勝5敗 勝ち点3)と続きます。5月19、20日の最終節で優勝が決定する見込みです。

阪神大学野球は波乱の多いリーグです。今春季も波乱がありました。常に優勝争いに加わり、且つ、優勝の経験が豊富な大阪体育大が全く勝ち星に恵まれなかったのです。今春は4月7日に開幕しましたが、大阪産業大との開幕戦から黒星スタートが続き、5月10日の天理大2回戦で5‐2で勝利するまで勝ちがなかったのです。現在はこの1勝のみの1勝8敗と早々に最下位が確定しました。大阪体育大の最下位は初めてで、入れ替え戦に挑みます。
これに対し首位は天理大です。投手では森浦大輔(2年 天理)や桜井健次郎(3年 愛工大名電)といった任せられる投手がいますし、昨年秋季リーグは首位打者だった田中秀政(4年 明徳義塾)が4番に座り怖い存在です。森浦は昨年秋、最優秀選手賞と最優秀投手賞を受賞しており、エース格の存在です。

近畿学生野球連盟

優勝 奈良学園大

奈良学園大が10勝0敗の勝ち点5と完全優勝です。春は2年ぶり21回目となります。昨年春は和歌山大が、秋は大阪市立大が優勝するなど波乱がありましたが、今春は奈良学園大が強さを見せつけてくれました。

奈良学園大は、2年の大畑理暉(履正社)がエースとして今春は5勝をあげました。また、1年生の摺石達哉(福井工大福井)も1勝上げました。今後の成長に期待したいところです。野手では、長打力のある米満凪(4年、敦賀気比)、吉田泰瑛(3年 明徳義塾)、菅田大介(3年 京都共栄学園)らがクリーンナップを担い、投手力とうまくかみ合ったことが完全優勝だといえます。神宮での選手権ではどういった試合をするのかが楽しみです。

京滋大学野球連盟

優勝 京都学園大

京都学園大が昨年に続き2年連続8回目の優勝を果たしました。京都学園大は全勝し勝ち点5を得る完全優勝でした。佛教大は昨年秋季リーグを制し今春も優勝争いをするかにみえましたが、2部から上がったばかりの滋賀大に1勝2敗と負け越すなど6勝7敗勝ち点2。大事な試合を落とすなどミスが目立ったといえます。


これに対して京都学園大は各試合、堅実に勝ち進んでいきました。投手では川瀬航作(4年 米子松陰)が、打線では山上幸大(4年 日星)が中心になって勝ち試合を作っていきました。今春の京滋のリーグは佛教大、そして2位の花園大や4位のびわこ成蹊スポーツ大などが星をつぶし合ったところもありますが、京都学園大の強さも目立ちました。

10年ほど前までの京滋大学野球リーグはほぼ佛教大優位でした。現在は京都学園大が佛教大をしのぐチームに成長し、花園大とびわこ成蹊スポーツ大も力を付けてきました。かといって佛教大も現状に甘んじてはいないでしょう。今後のリーグ戦にも注目したいところです。

※記録は5月15日現在


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