関西の大学生ドラフト候補たち

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関西の大学生ドラフト候補たち

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今年、NPBドラフトは10月25日(木)に行われます。近年、プロ志望届を提出する大学生選手が増えてきています。関西地区の各リーグからは、10月8日現在で、計17人が提出しました(うち1人は、独立リーグ)。そこで関西地区で活躍をする大学生ドラフト対象選手を紹介します。
 ※カッコ内のプロフィールは左から(大学名、出身校、ポジション、身長、体重、投打の順)

関西学生野球連盟

山本 隆広選手

(関西大 / 桜宮高校 / 投手 / 172㎝・82㎏ / 右投・左打)
春季リーグは、故障のため投げていません(代打での出場はあり)が、秋季リーグは復帰し、7試合に登板4勝をあげています(完封1、完投3)。リーグを代表するといってもいい投手ですが、山本投手は、打撃にも自信がある投手です。関西学生野球連盟は、DH制を採用していないため、投手も打席に入ります。10月8日の対立命館大戦で山本投手は、5番投手で出場し、野手顔負けのタイムリーヒットを放っています。投手としても140キロ台のストレートに変化球を交え、完投勝ちしています。セ・リーグの球団に指名されて欲しい投手です。

姫野 大成選手

(関西学院大 / 龍谷大平安高校 / 内野手 / 175㎝・73㎏ / 右投 右打)
三塁手として出場しています。3番打者としてしぶとい存在で、選球眼もあり粘りのバッティングで3割台の打率をキープしています。

小寺 兼功選手

(近畿大 / 岡山理大附属高校 /投手/ 182㎝・83㎏ / 左投 左打)
山本隆広投手とともに、関西学生野球連盟の顔と言っていい投手です。秋季リーグでの防御率はリーグトップです。

辰巳 涼介選手

(立命館大 /社/ 外野手/ 180㎝・74㎏ / 右投 左打)
打率は2割台ですが、ここぞという時には期待できる選手です。また、センターで出場し、外野の要として重要な選手です。

山上 大輔選手

(立命館大/ 立命館宇治高校 /投手/182㎝・88㎏/ 右投 左打)
立命館大のエースとしての存在です。まだまだ上のリーグで活躍できる選手です。

関西六大学野球連盟

太田 光選手

(大阪商業大/ 広陵高校 /捕手/ 178㎝・77㎏/ 右投 右打)
太田選手は、捕手として大阪商業大の投手陣の力を引き出せる能力のある選手です。また、打者として春季リーグでは5割の打率をマークし長打も打てるなど非常に怖い存在の選手です。

尾田 恭平選手

(大阪商業大/ 智辯学園高校 / 投手/ 168㎝・65㎏/左投 左打)
春季リーグはエースとして、5試合に先発するなど優勝に大きく貢献しています。小柄ですが本格派の投手です。

滝野 要選手

(大阪商業大 / 大垣日大高校 / 外野手/ 185㎝・77㎏ /右投 左打)
太田選手と並んで大阪商業大で怖い打者です。秋季リーグでは3割6分もの打率をマークし打線を支えています。

阪神大学野球連盟

田中 秀政選手

(天理大/ 明徳義塾高校 /内野手/ 175㎝・85㎏/ 右投 右打)
天理大の主力4番打者です。ハイアベレージで、且つ、本塁打を含む長打も期待できます。一塁の守備も難なくこなします。阪神大学野球連盟の打者の中で最も怖い選手です。

石田 啓介選手

(関西国際大/高松商業高校/ 投手/ 182㎝・88㎏/ 右投 右打)
今年は登板機会こそ少ないですが、内容はまずまずの結果を残せています。10月7日の大阪体育大戦では先発投手が崩れた後を受けて2番手投手として登板。4イニングを無失点で投げいい試合の流れを作り、チームを負けから救いました。

近畿学生野球連盟

米満 凪選手

(奈良学園大/敦賀気比高校/ 内野手/ 170㎝・67㎏/右投 左打)
米満選手は、奈良学園大のショートを守り、且つ、先頭打者として非常に手ごわい選手です。春季リーグでは4割台の打率に10の盗塁を決め、失策もわずか1と走攻守バランスの取れた万能選手です。NPBでも結果を出せる選手です。

寺田 寛輝選手

(大阪市立大/ 岸和田高校/ 外野手/ 175㎝・80㎏/右投 右打)
大阪市立大の野手として、まずまずの結果を出している選手です。大阪市立大は近年、近畿学生野球連盟で優勝争いに加われるようになってきたチームの一つです。その要因として、投打のレベルが上がってきていることがあげられますが、寺田選手のように守れ、そして打てる選手が出てきたことが大きいといえます。

兼板 優貴選手

(神戸医療福祉大/ 鳴門渦潮高校 /外野手/ 172㎝・78㎏/右投 右打)
兼坂選手は、3部リーグの選手です。春季リーグでの出場はわずか1試合に留まっています。

京滋大学野球連盟

川瀬 航作選手

(京都学園大/ 米子松陰高校/ 投手/ 182㎝・84㎏ /右投 左打)
川瀬投手は、京都学園大のエースです。大事な試合も任され、且つ、結果を出せます。また、優勝し神宮での選手権大会も経験しました。まだまだ伸びていく可能性のある投手です。

橋本 昂稀選手

(京都学園大/地球環境高校⋰/捕手/176㎝・83㎏/右投 右打)
橋本選手は、捕手として川瀬投手ともバッテリーを組んできました。打者として春季リーグで2割弱の打率がやや気にはなりますが、更に経験を積ませることで伸びるタイプです。

大村 涼兼選手

(佛教大/北大津高校 /投手/188㎝・97㎏ /左投 左打)
今年は、下級生にマウンドを譲りあまり登板していない大村投手ですが、昨季までは、チームを支えてきました。もし指名があるとすれば、じっくりと育てたいタイプです。

小川 智史選手

(びわこ成蹊スポーツ大/ 報徳学園高校 /投手 /176㎝・67㎏/右投 右打)
関西地区では、唯一独立リーグ志望の選手です。今年は、登板こそしていませんが、チームに残りトレーニングを続けます。11月に行われる独立リーグのトライアウトを受験するのだと思われます。ルートインBCリーグには京滋大学野球連盟出身の選手もいますので、実力をつけていってもらいたいところです。

京滋大学野球には、プロ志望届は出していません(10月8日現在)が、花園大の大江克哉投手(塔南)のように150キロのストレートを投げる頼もしい投手もいます。

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