部活の監督が年棒8億!?まさに驚愕なスポーツ監督の年収事情

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部活の監督が年棒8億!?まさに驚愕なスポーツ監督の年収事情

スポーティ

世界で最も年俸が高いサッカー監督は?

世界的に人気のあるスポーツ、“サッカー”。近年では大金が動くようになり、先日もスペインの強豪レアルマドリードに所属するガレス・ベイルが年棒1000万ユーロ(11億5000万円)にもなる契約延長に合意したと報じられました。高額な年棒を受け取る選手らを従えるビッグクラブの監督は、一体どれほどの給料をもらっているのでしょうか。

スペイン紙「スポルト」によって発表された今季の監督年棒ランキングによると、第1位はマンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ45歳。その年棒は1900万ユーロ(約21億8500万円)とまさに驚愕の一言です。バルセロナの監督時代に様々なタイトルをもたらした元スペイン代表のレジェンドは、巨額の報酬を受け取ったマンチェスターの地に何をもたらすのでしょうか。

ランキングで第2位につけるのが、こちらもマンチェスターのチームを率いるジョゼ・モウリーニョ(マンチェスター・ユナイテッド)で、その年棒は1650万ユーロ(約19億円)と言われています。3位以降は、カルロ・アンチェロッティ(バイエルン・ミュンヘン)、アーセン・ベンゲル(アーセナル)、ジュスティーヌ・ジダン(レアル・マドリード)、ユルゲン・クロップ(リヴァプール)と続きます。

ランキングを見て気づくのは、イングランドのチームを率いている監督が多いということです。驚きなのは、10位にランクインしたラファエル・ベニテスの510万ユーロ(5億9000万円)です。ベニテス監督率いるニューカッスルは現在2部リーグに所属しており、イングランドのサッカー界がいかに潤沢であるかが分かると思います。

意外に高い?Jリーグ監督の年棒事情

世界的に人気なサッカークラブの監督は、予想以上に高額な給料を受け取っていることが分かりました。では、日本のJリーグ監督の年俸事情はどうでしょうか。

2016年、J1の監督全18名の平均年俸は、約5200万円とされています。第1位となったのは、ヴィッセル神戸のネルシーニョことネルソン・バプティスタ・ジュニオール監督66歳。就任2年目にして1億5000万円という年俸です。第2位となったのが、ガンバ大阪の長谷川健太監督51歳で1億円。第3位には、浦和レッズのペトロビッチ監督58歳で8000万円と続きます。

18チーム中、最下位となったのはジュビロ磐田の名波浩監督43歳。その年棒は2000万円と報じられています。大方の予想通りヨーロッパのビッグクラブとは大きな差がありましたが、平均して年棒5000万円を手にできるJ1クラブの監督は、金額だけみるとかなり魅力的な職業であると言えます。

メジャーと変わらない!日本のプロ野球監督の年棒

続いては、サッカーと並び日本で人気のある“野球”について見てみましょう。日本のプロ野球選手の年俸は、メジャーリーガーの10分の1とも言われていますが、監督の年俸についてはどうなのでしょうか。

2016年の推定年俸で比較してみました。まず第1位となったのが、金本知憲監督(阪神)の1億2000万円。続いて第2位となったのが、推定年俸1億円の高橋由伸監督(巨人)、谷繁元信監督(中日)、工藤公康監督(ソフトバンク)、梨田昌孝監督(楽天)と続いています。現役選手から監督に抜擢された高橋監督については、1億5000万円という昨季の年俸にも関わらず大幅な減俸となり、多くのマスコミに取り上げられました。

これらの金額は、メジャーリーグの監督と比べるとかなり低年俸と思われがちですが、そうとは言い切れません。メジャーリーグ監督の平均年俸は約100万ドル(約1億2000万円)と報じられており、日本のプロ野球監督と同じ水準なのです。

今年カブスを108年ぶりのワールドチャンピオンへと導いたジョー・マドン監督の年棒は5億円を超えると言われていますが、これは例外。監督年棒のリーグ水準は、日本と同程度です。

アメリカでは大学スポーツ監督の年収が8億円!?

最後にスポーツ大国アメリカの驚くべき年収事情を紹介したいと思います。

アメリカの国民に最も愛されているスポーツ、“アメリカンフットボール”。そのプロリーグであるNFLは、監督(=ヘッドコーチ)の年棒も平均で数億円とサッカーのビッグクラブと変わらない水準です。

それもさることながら驚きなのは、アマチュアである大学アメフト部の監督もNFLの監督と同じ水準以上の給料を手にしていることです。アメリカ紙「USA TODAY」によると、大学アメフト部コーチの年俸ランキング第1位となったのは、アラバマ大のニック・セイバン64歳。その額はなんと約708万ドル(約7億5100万円)で、加えて42,5万ドル(約4500万円)のボーナスも支払われましたと報じられています。第2位となったミシガン大のジム・ハーバウ52歳も約700万ドル(約7億4200万円)と高額です。

これには、アメリカではアマチュアスポーツであってもしっかりとビジネスモデルを確立されていることが背景にあります。

NFLの選手の大半は、高校や大学リーグからスカウトされた選手たちです。そのためアメリカでは、日本の甲子園や東京六大学野球のように人気の高いコンテンツとなっています。アメリカではここにビジネスの視点を持ち込むことで、放映権料やライセンス契約でしっかりと収入を確保。そのお金を使って施設や選手、指導者に投資しているため、驚きの高額年棒も払うことができる訳です。

同じ背景からアメリカの大学バスケットボールの監督の給料も数億円単位となっています。

年棒8億円越えと伝えられているアラバマ大学アメフト部ヘッドコーチのニック・セイバン氏。ビジネスモデルが確立しているが故になりたつ、驚愕の年棒です。

人々の心を揺さぶり感動を与えてくれる“スポーツ”。多くの人の注目を集めるスポーツであれば、選手はもちろん、チームを率いる監督にも相当なプレッシャーや責任がかかります。また、その手腕はチームの成績を大きく左右し、選手以上にチームに影響を与えているのが監督です。
今回紹介してきた監督たちは多くの高額報酬を手にしていましたが、彼らが成し遂げてきた実績を含めると案外妥当な金額なのかもしれません。

(Photo by In Mou We Trust)

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