本命ブラジルにも影響?! 『W杯七不思議』の恐怖

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本命ブラジルにも影響?! 『W杯七不思議』の恐怖

スポーティ

2014ブラジルW杯が迫ってきました。4年に一度のサッカーの祭典、普段は交わらないスーパースター同士の戦いや強豪国の活躍に期待する人も多いでしょう。

しかし、そんなW杯には理屈では考えられない様々なジンクスや不可解な出来事(一説には呪いとも…)が存在しているのをご存知でしょうか。今回は長年識者たちの間で語られていた、世にも恐ろしい「W杯七不思議」について紹介します。

七不思議その一 すれ違うブラジルとドイツ

それぞれW杯の決勝戦(※ブラジルの場合は決勝L最終戦を含む)に7度ずつ進出を果たしている、サッカー超大国のブラジルドイツ(※ドイツは西ドイツ時代を含む)。

しかし、その両国がW杯の舞台で対戦することは不思議なことに長い間ありませんでした。両国が揃って出場した15度目のW杯である2002年日韓W杯の決勝で対戦が実現しましたが、ブラジルにとってはW杯87試合目、ドイツにとってはW杯85試合目にしてようやくの顔合わせとなっています。

七不思議その二 ペレの呪い

50年代から70年代にかけて活躍した元ブラジル代表のスーパースターであり、史上唯一W杯を三度優勝している「王様」ペレ

しかし、そのペレにW杯優勝を予想されたチームは悪魔に魅入られたかのように悲惨な結果に終わることが。1966年イングランドW杯から始まったこの不吉な予言は2006年ドイツW杯でイタリアの優勝を的中させるまで続きました。以下はペレの優勝予想とその結果です。

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七不思議その三 三位決定戦の呪い

1990年イタリアW杯から始まった呪い。W杯の三位決定戦に回ったチームは3位・4位の順番で交互に次回W杯の予選敗退を繰り返すというもので、多くの欧州の列強を苦しめてきました。2010年南アフリカW杯でようやくポルトガルがこの呪縛を解いています。以下、参考データです。

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七不思議その四 欧州内弁慶

常にサッカー界をリードする欧州ですが、W杯の舞台では欧州開催の大会でしか優勝できませんでした。2010年南アフリカW杯でスペインが欧州勢では初となる非欧州開催での優勝を果たし、このジンクスに終止符を打っています。

七不思議その五 優勝候補筆頭の呪い

W杯の規模が16チームから24チームに拡大した1982年スペインW杯以降、優勝候補筆頭のチームは本番ではことごとく期待に応えられませんでした。このジンクスも2010年南アフリカW杯で一番人気のスペインが優勝を果たしたことによって破られています。以下、参考データです。

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七不思議その六 バロンドールの呪い

各国代表監督、主将および世界中のサッカー記者が投票で世界中の選手の中から年間最優秀選手を決める「FIFAバロンドール」。前身の「バロンドール」は1956年にフランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」が創設、以来約60年の歴史を誇ります。

しかし、W杯前年にバロンドールを獲得した選手がいるチームはW杯で優勝できていません。1958年スウェーデンW杯から今日まで破られていない呪いで、あまりにも有名すぎるW杯のジンクスのひとつ。

現在のサッカー界を象徴するポルトガル代表のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウド。「バロンドール」には2008年と2013年に輝いています。2014ブラジルW杯ではポルトガルがこのジンクスに挑むことになります。

七不思議その七 コンフェデレーションズ杯の呪い

国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、各大陸王者によって争われる国際大会「コンフェデレーションズ杯」。近年ではW杯のプレ大会として本大会前年に同大会の開催国で行われています。

そのコンフェデレーションズ杯王者はW杯で優勝できないという、90年代に登場した比較的歴史の浅い呪い。『バロンドールの呪い』同様、この呪いも継続中となっています。以下、参考データです。

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信じるか信じないかはあなた次第。ジンクスを打ち破る熱い戦いに注目しましょう。

photo by moris
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