未来のマドンナジャパンになる! 女子プロ野球入団テストが全国6地区で開催

未来のマドンナジャパンになる! 女子プロ野球入団テストが全国6地区で開催 DO

未来のマドンナジャパンになる! 女子プロ野球入団テストが全国6地区で開催

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日本女子プロ野球機構が運営する日本女子プロ野球リーグ(JWBL)をご存じでしょうか。2009年に2チームの発足から始まった女子プロ野球は、翌2010年4月からリーグを開催しました。現在「フローラ」「ディオーネ」「アストライア」「レイア」の4チームと、それぞれに所属する約60人の選手やスタッフが、リーグ優勝を目指して頑張っています。

同リーグでは、新たな人材発掘を目指して「2014年度 日本女子プロ野球リーグ入団テスト」が全国6地区で開催されることが決定しました。その第一弾として8月26・27日に中部地区で、第二弾として9月24、25日に関東地区でそれぞれ入団テストが行われます。

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マドンナジャパンへの登竜門

これに先がけ、7月には京都市の伏見桃山城運動公園野球場で入団テストが行われました。全国各地から29人の受験生が参加し、そこから1日目の1次テストで20名を選抜した後、さらに実技試験や紅白戦が行われ、女子プロ野球選手を目指す受験生達が汗を流しました。

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この入団テストに補助員として参加したフローラの小西つどい選手が、7月17日のブログで3年前に受験した自らの入団テストを振り返っています。そこには「テストを受ける前までは緊張していましたがいざ始まると、楽しみながらプレーしていました」との心境や、「それまで、主に1人で練習していたので、たくさんの選手と一緒にプレーしていることが、とてつもなく幸せ」のように、女子野球をとりまく厳しい環境を垣間見ることができます。

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広がるすそ野と世界への挑戦

女子プロ野球リーグの発足などもあり、日本における女子野球のすそ野は徐々に広がっています。それと同時に日本の女子野球選手たちが目指しているのが世界の頂点です。

2004年から2年おきに行われている女子野球ワールドカップで、日本代表チームは第1回大会と第2回大会では準優勝。第3回大会以降は、なんと3連覇中と見事な成績を収めています。そしてこの9月には「6回 IBAF女子野球ワールドカップ2014 宮崎大会」が行われます。

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日本女子プロ野球リーグからは、アストライアの中島梨紗投手、川端友紀選手、厚ヶ瀬美姫選手、フローラの矢野みなみ投手、三浦伊織選手、中村茜選手、レイアの里綾実投手の7人が、日本代表である「マドンナジャパン」の最終候補選手として選抜されています。

フローラでキャプテンを務め、最終候補に選抜されている三浦伊織選手も、女子プロ野球リーグの入団テストを経た1人です。世界の女子野球の頂点につながる女子プロ野球リーグの入団テスト、興味のある人は受験してみてはいかがでしょうか。

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all photo by 日本女子プロ野球機構

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