ゆるスポーツ「ハンドソープボール」の体験会を開催!
DOゆるスポーツ「ハンドソープボール」の体験会を開催!
世界ゆるスポーツ協会主催の「ハンドソープボール」の体験会が6月13日にフットサルコート ラモスフィールドで行われました。sportieでも今年1月に取りあげて、いま話題のゆるスポーツです。
おひとりさまも、大人も子供も
体験会には小さな子供から、赤ちゃんをおんぶしたママまで、広い年代の40名ほどが参加しました。
ハンドソープボールはハンドボールから考案されたゆるスポーツです。
ハンドソープボールをより楽しむために、まずはハンドボールの体験会が行われました。
元ハンドボール日本代表キャプテン・東俊介さんが楽しくハンドボールを教えてくれます。
東さんのジャンプシュートのお手本には歓声があがりました。間近で観ると、球を追えないほどスピードが速く、迫力があります。
1ソープ!?ルールも簡単
ハンドボール体験会でボールの扱いに慣れたところで、ここからはいよいよハンドソープボールの出番です。
ハンドソープボールのルールは、ハンドボールを基にしたもの(ボールを持ったら3秒以内にパスをする、3歩以上歩いてはいけない等)と、ハンドソープボール仕様に工夫されているもの(ドリブルは禁止、ボールを落としてしまうのは禁止等)といったシンプルなルール。違反をすると手にぬるぬるのハンドソープを1プッシュする「1ソープ(ワンソープ)」のペナルティが与えられます。試合開始時にはハンドソープを「2ソープ」手につけます。
また、ソーパーというハンドソープを補給するメンバーが各チームに1名いるのは、ハンドソープボールならでは。試合中はコートのラインの外側でハンドソープを持って、違反者にハンドソープを補給します。
ハンドソープボールでのキーマンはこのソーパーです。1ソープを申告されたプレイヤーは素早くハンドソープをつけないと試合に戻ることが出来ません。
プレイヤーに声をかけて場所を知らせたり、プレイヤーがすぐにソープをつけられるように近くまで走って行ったりとソーパーの運動量はなかなか侮れません。
いよいよ試合開始!
ルールも理解したところで、参加者を4チームに分けた大会が実施されました。
試合開始時の2ソープを手につけると、体験したことのないぬるぬるの感覚に参加者は大盛り上がり。
ハンドボールのように片手でボールを投げようとすると、つるんとボールは逃げてしまいます。
ボールを両手で投げたり、受け手に優しいパスをすることがハンドソープボールの鍵。相手のことを考える。まさに「誰かのために」
ぬるぬるボールの慣れない扱いは、プレーヤー全員を平等に下手にするので、男性も女性も子供も同じチームでプレーできます。それでもドリブルは禁止で3秒以内にボールをパスしなくてはいけないので、ボールを受け取る側の運動量も多く、スポーツらしいスピーディーな展開も見られました。
うまくボールをキャッチできずに転がったり、失敗してしまっても大丈夫。そんな時は笑い声があがり、1試合終わる頃にはチームメンバーも対戦相手も関係なく仲良しに。試合の最後は選手全員と握手をして終了です。
普段スポーツといえば汗の匂いを連想しますが、この日ばかりは会場にハンドソープのいい匂いが広がりました。
世界ゆるスポーツ協会では、ハンドソープボールの他、手錠バレーやイヌティメットなど更なるゆるスポーツを開発しているようです。今後も体験会などのイベントを行っていくようなので、ぜひ皆さんご注目ください。
INFORMATION
■世界ゆるスポーツ協会
URL: http://yurusports.com/