「ラージャヨガ」に学ぶ 精神をコントロールする方法

「ラージャヨガ」に学ぶ 精神をコントロールする方法 DO

「ラージャヨガ」に学ぶ 精神をコントロールする方法

スポーティ

厚生省の調べによると鬱病の患者数は年々増加しているようです。ストレス社会を生き抜くために、強いメンタルが欲しいですよね。そこで、今回は、新所沢にある『癒しヨガセラピーアガヨガ』代表アガクミコ先生に精神をコントロールする方法を伺いました。

階段を降りると入口です。壁にインド布がかかっています。

【ヨガ八部門】

「ヨガとは哲学なのよ」とアガヨガ代表のクミコ先生。ヨガ八部門の①から⑧の段階を経ていくと精神をコントロール出来るそうです。①の段階は俗世を表し、重くてざわつきがある状態。⑧は壮大な宇宙の真理に近づき、心や体が軽くて静かな状態となります。

① 禁戒(ヤマ) 禁じられている五つの項目
② 勧戒(ニヤマ)勧められている五つの項目
③ アーサナ(体位法)心統一のための座り方
④ 調気法(プラーナーヤーマ)呼吸の仕方と停止
⑤ 制感(プラティヤハラ)感覚器官のコントロール
⑥ 精神集中(ダーラナ)一点に集中すること
⑦ 瞑想(ディヤーナ)一点集中が深まった状態
⑧ 三昧(サマディ)心の働きがなくなった状態

〈五つの禁戒〉

1. 他を傷つけない
2. 嘘をつかない
3. 盗まない
4. 不摂生しない
5. 執着しない

〈五つの勧戒〉

1. 心身の清浄を保つ
2. 満足を知ること
3. あらゆる環境で心乱されぬこと
4. 心を高める書物を読むこと
5. 祈ること

【ハタヨガからラージャヨガへ】

アガヨガ代表クミコ先生にラージャヨガについて伺いました。
「ラージャヨガはハタヨガが移行したもので、ラージャ=王様の意味で、王様のヨガと言われています。メディテーション(瞑想)が多いのが特徴です」とのこと。教室に通う40~50代の生徒さんの中には、股関節を痛めて座れない人もいるそうです。背骨が曲がっているとメディテーションに入れないため、最初はハタヨガで体を整えるとのこと。
また、ハタヨガの中にもメディテーションがあるのでラージャヨガとの明確な境界線はありません。呼吸が深くなって、雑念をシャットアウトするとラージャヨガに入っている状態となります。

【ラージャヨガで精神をコントロール】

インドの先人達は生きづらさを感じてヨガを生み出しました。ヨガ八部門の⑧
の段階に近づくと意識が変わり、小さな事が気にならなくなるそうです。ヨガを続けていくと心と体の軽さが継続されていきます。段々、ストレスを溜め込まなくなって、自分の精神をコントロール出来るようになります。
ヨガをやるとその人が持つ波動が変わるとのこと。自分の波動に近い人と一緒にいると楽に感じるため、次第に人間関係に変化が出てくるそうです。

【生徒さん達の声】

所沢教室『癒しヨガセラピーアガヨガ』に通う生徒さん達に伺いました。

・ゆっくりしたレッスンでびっくりしました。
・鬱になって通い始めたのですが、数年通って先生の教えの意味が分かりました。今は心と体が軽いです。
・ストレス社会の世の中を生き抜いていくためにヨガを始めました。

【自宅で出来るメディテーション】

『癒しヨガセラピーアガヨガ』代表クミコ先生にメディテーションのやり方を教えていただきました。

お尻の下にクッションを入れて体を安定させて座ります。

眉間のところに第二チャクラがあります。手をかざして太陽の光が当たっているイメージをします。
※チャクラ=人体のエネルギーセンターを指します。

お腹に手を当てて呼吸を意識します。

親指と人差し指で印を作ります。

仕事などで忙しくてなかなか自分をケアできない方にオススメです。せひ、心と体を癒す『癒しヨガセラピーアガヨガ』を体験してみてください。

セラピー ヨガ