U-20日本代表に立ちはだかるウルグアイ、イタリアのヤングスター達

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U-20日本代表に立ちはだかるウルグアイ、イタリアのヤングスター達

スポーティ

数々の名選手を輩出してきたFIFA U-20ワールドカップが、5月20日から韓国で開催されます。
香川真司(ドルトムント)、内田篤人(シャルケ)、柏木陽介、槙野智章(以上浦和レッズ)ら所謂”調子乗り世代”が躍動した2007年のカナダ大会から5大会ぶりの出場となる日本。
日本では久保建英の飛び級などが話題になっていますが、今回対戦するウルグアイ、イタリアのU-20代表は今後世界のトッププレイヤーになる可能性がある選手が多くいます。
TOP画像 日本の2試合が行われる水原ワールドカップ競技場 Photo By laurel

強力な攻撃陣が魅力のU-20ウルグアイ代表

U-20南米選手権優勝のU-20ウルグアイ代表
A代表では、ルイス・スアレス(バルセロナ)、エディンソン・カバーニ(パリ・サンジェルマン)と世界的ストライカーが君臨するウルグアイですが、U-20代表でも注目されるのは攻撃陣です。
攻撃の中心となるニコラス・デラクルスはU-20南米選手権でも3得点をあげたこのチームのエース。ミッドフィルダーながら高い得点能力を持っています。同郷スアレスが、所属しているバルセロナに獲得を勧めたという報道もありました。

フォワードの注目はホアキン・アルダイス。この選手にはチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティと錚々たるクラブが興味を示していると言われています。1999年生まれとこの世代の代表としては若い部類に入りますが、体格はかなり大きく体を張れる屈強なフォワードです。U-20南米選手権の決勝戦では2ゴールを決めていることもあり勝負強さもうかがえます。
ちなみに先日スペイン紙マルカによる「19歳以下のヤングスター50人」にも日本の久保建英と並び選出されています。

また、フォワードではロドリゴ・アマラルも注目です。彼の得意技はドリブル。南米選手権でもアシストで攻撃を牽引しました。

そしてこれらの攻撃陣を指揮するのはアルゼンチンの名門ボカ・ジュニオルスに所属するロドリゴ・ベンタンクール。代表では中盤の下がり目でタクトを振ります。
この選手はユベントスがカルロス・テベスをボカ・ジュニオルスに放出した際に優先交渉権を取り付けた選手。19歳でボカ・ジュニオルスのレギュラーを獲得していることからも才能がうかがい知れます。
185cmの長身選手で、足の長さを活かしたボールキープからの前線への鋭いパスが魅力です。

名将も期待するヤングイタリア

2016年10月06日ポーランドとの試合を行ったU-20イタリア代表
先日、ユベントスの監督アッレグリが2022年でのワールドカップは大いに期待できると語ったイタリアは、近年若い才能がメキメキと頭角を現しています。
その代表格が16歳でACミランの正ゴールキーパーとなり、17歳でイタリア代表としてデビューしたドンナルンマ。すでにA代表にも選出されている彼が、今大会に出場する可能性は極めて低いですが、その他にも期待の若手が多数います。

この世代で注目したいのが、フェデリコ・キエーザ。この名前、古くからのサッカーファンであれば聞いたことがあると思います。そう、彼はセリエAの様々なクラブを渡り歩き、活躍をしたエンリコ・キエーザの実の息子。
現在は父親も在籍したフィオレンティーナでプレーをし、先日はセリエA初ゴールも決めたサラブレッドです。
生粋のストライカーだった父親に対して、フェデリコはウィング、サイドハーフをこなすサイドアタッカー。切れ味鋭いドリブルでサイドをえぐります。

しかし、このフェデリコ・キエーザ、最新のU-20イタリア代表には選出されていません。南米に比べてクラブ側がアンダー世代の代表派遣に積極的ではないヨーロッパでは、クラブの主力となっている選手に関しては出場を見送られる可能性があります。

同じような状況なのが、本田圭佑の同僚ACミランのミッドフィルダー、マヌエル・ロカテッリです。彼らの欠場は対戦するU-20日本代表としては嬉しいですが、ファンとしては残念ではあります。

そんなU-20イタリア代表のエースストライカーはフェデリコ・ボナッツォーリ。インテルの下部組織で育ち、今後のイタリアを背負うと言われていた彼ですが、やや伸び悩み、同じセリエAのサンプドリアに放出されました。
ヴィエリ2世と言われるように利き足は左足で、フィジカルに優れたセンターフォワードです。
彼としてはこの大会で活躍して再びこの世代の代表格の座を取り戻したいところでしょう。

左サイドバックのフェデリコ・ディマルコも将来が期待される選手の1人です。
インテルから現在はエンポリにレンタル移籍中ですが、インテル在籍時には長友佑都とポジションを争うとも言われていました。

まだまだ知名度は低いとは言え、U-20日本代表にとって注意が必要なのが、セリエBアスコリに所属するフォワードのリッカルド・オルソリーニ。スピード溢れるドリブルからのカットインによる左足のシュート。オランダ代表アリエン・ロッベンを彷彿とさせることからついたあだ名がロッベン2世。
この手のスピードタイプにはあまり免疫がないU-20日本代表にとっては脅威となるでしょう。

日本が準優勝した1999年のU-20ワールドカップ(当時はワールドユース)で対戦したスペインには、当時は若手のイケル・カシージャスやシャビ・エルナンデスがいました。
今回対戦をするU-20ウルグアイ、イタリア代表にも彼らのような世界的な選手が生まれる可能性があります。
日本の応援をするとともに未来のスターを探してみるのはいかがでしょうか?

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