クリスティアーノ・ロナウド共同開発。「SIXPAD」から誕生した全身トレーニングジムを電撃体験!

クリスティアーノ・ロナウド共同開発。「SIXPAD」から誕生した全身トレーニングジムを電撃体験! DO

クリスティアーノ・ロナウド共同開発。「SIXPAD」から誕生した全身トレーニングジムを電撃体験!

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日本のトレンドが集まる東急東横線「代官山」駅徒歩7分の場所に、今までにない近未来型トレーニングジム「SIXPAD STATION(シックスパッド・ステーション)」がプレオープン、7月にグランドオープンを迎えます。

「SIXPAD STATION」はデジタルトレーニングミラーで動きを把握し、コントロールタワーで身体の情報を管理するなど、最先端のIoTを活用。そして、電気刺激によって筋肉トレーニングをサポートするテクノロジー「EMS」を導入した世界唯一※のトレーニングジムです。※CMM Pulseに基づいたEMSトレーニング・ジム(2018年5月現在)。

独自開発されたEMSフルボディスーツを身にまとい、9部位18ヶ所の筋肉に電気を流しながらマンツーマンでプログラムをこなします。全身を一度に刺激するため、プログラムの時間はなんと15分。驚くほど短時間で、効率的なボディメイクが可能となりました。

全面貼りの窓や黒を基調としたクールなインテリア、5つの全身運動の間に入るインターバルなど、クリスティアーノ・ロナウド選手と共同開発しているSIXPADブランドの世界観が、ジムのデザインやプログラムに具現化されています。早速体験してみましょう。

5分も経たずして全身から汗

着用するボディスーツから流れる周波数は20Hz。これは効率的に筋肉がトレーニングできる数値として、運動医科学の世界的権威として知られる京都大学名誉教授の森谷敏夫氏が実証しています。運動中、ズレずに的確に電気が流れるよう、トレーナーにしっかり着させてもらいました。

まずは慣れるため、身体に電気を流します。なるほど、全身が締め付けられるような感覚ですが、痛みは全くありません。続いて電気を流した状態で、その場でステップ。胸を張って、腕と腿を高く上げます。自分が動かしたい方向とは反対に引っ張られるようです。まるで大リーグボール養成ギブスを付けているかのよう(付けたことはありませんが)。

さて準備運動が終了し、いよいよプログラムに入ります。最初は「SQUAT&FLY」。大腿筋、大胸筋、広背筋などを鍛えます。目の前のデジタルトレーニングミラーにガイドが映っており、綺麗なフォームを意識することができます。

続いて「EXPANDER」。両手を大きくゆっくりと左右、斜めに開いていきます。4秒間で息を吐きながら腕を開閉し、2秒間息を吸いながらキープ。これを繰り返します。すでに大胸筋がプルプルして、額から大量の汗が流れてきました。

次の「LUNGE TWIST」は、ほとんどの人が一番キツイと思うのではないでしょうか。腕をクロスさせ片足を前に出し、お尻を深く落とします。この基本姿勢を保つのすら困難ですが、加えて上体捻り。腹直筋、腹斜筋が燃えるように熱くなります。

4つ目は「SQUAT&ARM CURL」です。肘を曲げて腰を落とし、下半身と上腕二頭筋、上腕三頭筋を同時に鍛えていきます。

そして最後は「PUNCH」。ミラーに映る6つの円に対し、光った箇所にパンチを打ち込みます。最後ということ、疲労がMAXであること、全身に電気が流れていることなどからやけくそになりますが、楽しいです。

ちなみに最後のプログラムは「PUNCH」の他、腿を高く上げてその場でダッシュする「HIGH KNEE」、右膝と左肘、左膝と右肘を交互に付ける「KNEE ELBOW」があります。

スコールのような15分。たった5つのモーションでしたが、全身はすでにバキバキ。3時間みっちりトレーニングしたかのようです。

「ZENROOM」で心身リセット。ジム滞在約1時間の秘密

激しく身体を動かした後は“静”の時間。同ジムには「ZENROOM」が設置されており、ここで10分間の「調身」「調息」「調心」を行います。「ZENROOM」は、曹洞宗徳雄山建功寺の枡野俊明住職が担当しました。禅が終わると、お茶を飲みながら中庭を見てリラックスする時間を設けます。ロナウド選手はこの禅の試みに対しても「非常に面白い」とコメントを寄せており、海外からのニーズもありそうです。

シャワーを浴びて、すべてのトレーニングは終了です。ジム滞在時間はおよそ1時間。トレーニングスペースは裸足で行い、ボディスーツを着るので持ち物は一切ありません。

日本のフィットネス参加率は3%となっており、ジムに通わない主な理由として「時間がない」というのが挙げられます。「SIXPAD STATION」は、忙しい現代人のライフスタイルに沿ったトレーニングジムと言えます。

また、コントロールタワーで自身の筋肉量やプログラムのスコアリングを可視化しているのも特長。目に見える効果が、継続できる秘訣です。

プロジェクトマネージャーの伊藤宏紀氏は「週2回、3ヶ月で効果が期待できると予測している。EMSトレーニング後の有酸素運動も効果的なので、このジムで質の良い筋肉を作ってから独自でランニングなどをするのも良いのでは」と話していました。