夜空を仰いでリラックス。神宮球場でナイトヨガ

夜空を仰いでリラックス。神宮球場でナイトヨガ DO

夜空を仰いでリラックス。神宮球場でナイトヨガ

スポーティ

厚生労働省は国民の健康推進を目的に、毎年9月を「健康増進普及月間」と定め、地方自治体と様々な取り組みを行なっています。その一環で、日ごろの運動不足解消や健康意識の向上を目的とし、夜の神宮球場でヨガをするイベント「スマートライフフェスタ」を開催しました。

9月3日に日本ヨーガ瞑想協会の会長でヨガインストラクターの綿本彰先生を講師に迎え、行われたイベントをレポートします!

20〜30代女性の運動不足が深刻

開催に先立ち、主催者である厚生労働省・吉永和生審議官と、スポーツ庁・鈴木大地長官が挨拶しました。厚生労働省がなぜこのようなイベントを開催するのか、吉永和生審議官は次のように話しました。

現在、女性の運動不足が深刻な状況となっています。調査の結果、日常的に運動をしている割合が、男性は35%ありますが、女性は27%です。年齢的に見ると、20〜30代の女性が9%台と特に低いことがわかりました。この結果を踏まえ、多くの女性に参加してもらえるナイトヨガを企画し、忙しく運動する機会が少ない方にも、運動の機会を作っていければと考えました。

また、スポーツ庁の鈴木大地長官は、国民の健康増進もスポーツ庁のミッションであると話しました。

スポーツ庁は日本人スポーツ選手が国際大会で活躍できるようサポートしていく事が大きな仕事のひとつです。また、一般国民の健康増進も重要な仕事です。2020年のオリンピック・パラリンピックまであと2年というこのタイミングで、運動し、身体を動かす事で健康になろうというムーブメントを日本全国に作っていければと思います。

最高のリラックスタイムを体験

会場は神宮球場のグラウンドです。普段は入ることができない芝生の上で、広々とヨガをします。開催時間は19:30スタート。無料で事前申し込みが不要なため、仕事終わりのリフレッシュに立ち寄ることもできます。

ヨガポーズは講師の誘導と、周りの方の動きに合わせて行うことができるのでヨガは初めてという方でも、問題なく参加できます。また英語での同時通訳を聞くことができるエリアも設置され、様々な国籍の参加者が集まりました。

今回のテーマは「とろける眠り」。ゆったりとした動きを中心に進行されました。


足元に広がる芝生と広い空による開放感、そしてリラックスする音楽と綿本彰先生の言葉に、日常を忘れ、心底リラックスできた時間になりました。

夕方まで忙しくしていた人がほとんどだと思います。今夜は少し立ち止まってみてください。先を急ぐのをやめ、のんびりと呼吸を繰り返しながら、今この瞬間、ここにあるものだけを感じてみます。例えば、背中を吹き抜ける心地の良い風とか、目の前に広がっている景色を楽しんでみます。

最後はライトを落とした球場の芝生に仰向けに寝転がります。


綿本彰先生の言葉が心地よく響きます。

ただ気持ちの良い呼吸が繰り返されます。時が経つのを忘れ、のんびりとこの瞬間を過ごしていると、時々、世界は美しいなぁって感じます。この東京の夜も悪くはない。のんびりと深呼吸を繰り返し、今この瞬間を味わってみます。今目の前にある景色をみて綺麗だと感じることができる。そういう心を取り戻すことができました。

次回の神宮球場でのナイトヨガは9月18日(火)に予定されています。ヨガとピラティスのスタジオを主催する中村尚人先生が講師として開催されます。
※次回はスマートライフフェスタの一環で開催されるものありません。

忙しい日常から離れてリフレッシュし、適度に体を動かし、自分自身と向き合うことのできるヨガ。お誘い合わせの上、この機会に参加してみてください!


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