9月20日開幕 ラグビーW杯を楽しもう! 代表選手名鑑 第7弾スタンドオフ編

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9月20日開幕 ラグビーW杯を楽しもう! 代表選手名鑑 第7弾スタンドオフ編

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W杯開幕まで1ヶ月半!この機会にラグビーを見てみようという初心者の方にも分かりやすいよう日本代表候補選手をポジション別にご紹介して行く本企画。第7弾は、ラグビーで1番の花形ポジション「スタンドオフ」です。

第1弾 >>ラグビーW杯を楽しむ「プロップ編」
第2弾 >>ラグビーW杯を楽しむ「フッカー編」
第3弾 >>ラグビーW杯を楽しむ「ロック編」
第4弾 >> ラグビーW杯を楽しむ「フランカー編」
第5弾 >>ラグビーW杯を楽しむ「ナンバーエイト」
第6弾 >>ラグビーW杯を楽しむ「スクラムハーフ編」

メイン写真 photo by Trending Topics 2019

ラグビーの花!背番号10番「スタンドオフ」

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勝敗を左右するもっとも重要で華のあるポジション、それが背番号10番スタンドオフです。ドラマ「スクールウォーズ」のモデルになった“ミスターラグビー”故・平尾誠二氏も(写真上)、あの五郎丸選手にキックを教えた“世界一のキッカー”ジョニー・ウィルキンソン選手も、ニュージーランドのスーパースターにしてラグビー界最高年俸だったダン・カーター選手(写真下・神戸製鋼コベルコスティーラーズ所属)も、全員スタンドオフです。

なぜスタンドオフというポジションはそんな名選手ばかりなのでしょうか。

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チームの司令塔にして、1番のキッカー

アップルでいうスティーブ・ジョブス氏のようにチームの顔となるポジション、それがスタンドオフです。FW(フォワード)が必死になって奪って来たボールを、まず9番スクラムハーフがBK(バックス)にパスします。そのボールを最初に受けるのが、(密集から)離れて立つという意味のスタンドオフ。

「蹴る」のか「走る」のか「パス」するのか。敵の穴を見つけ瞬時に最良の選択をします。ときに三国志の軍師・諸葛亮孔明が如く、スタンドオフはその判断でチームを勝利へと導きます。プレーだけでなく頭脳も求められる司令塔が名選手なら勝てるし、そうでなければ負ける。いい意味でも悪い意味でも目立つポジションなのです。

ちなみにラグビーの場合、ボールをキックするのは背番号9~15番のBKだけです(FWが蹴ったら監督に怒られます)。そんな中、ざっくり言うと試合中のキックの半分はスタンドオフが蹴ります。なのでチーム1番のキック力が求められるポジションでもあります。

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1.ポスト五郎丸!ジャパン不動の10番 田村優選手

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前回W杯で南アフリカを破った伝説のゲームでもスタンドオフを務めた田村選手。以後、不動の地位を確立し、今大会も100%スターターの10番となるでしょう。

田村選手の武器は正確無比なキック。日テレの「しゃべくりセブン」に出演した時、ネプチューン原田泰造さんの顔面の周りに置かれた3つの風船に向かってボールを蹴り、見事3回のキックで全て命中させ、風船をパンッと破裂させたシーンを見た方も多いのではないでしょうか。

そのキックは高校に入るまでやっていたサッカーの賜物。ちなみに高校の球技大会でサッカーをやると、推薦入学のサッカー部員にもボールを触らせなかったという逸話も。

前回大会では五郎丸選手が務めたゴールキッカーを今回は田村選手が担う予定。日本が勝ち進めば、彼の人気もグングン上がって行くこと間違いなしです。

ちなみにお母様が沖縄出身なので、「やぎ汁」が大好物だそうです。

2.次のジャパンを背負う若き司令塔 松田力也選手

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京都・陶化中学、伏見工業、ミスターラグビーと同じ道を歩み「平尾二世」と呼ばれていた松田選手。そんな若き司令塔の信頼感が一気にアップしたゲームがありました。今年5月12日に行われたオーストラリアの若手チームとの練習試合。松田選手は10本蹴ったゴールキックをすべて成功させたのです。これには監督のジェイミー・ジョセフ氏も「田村の地位を脅かす」とコメントしています。

松田選手がそこまで正確なキックを蹴る印象は筆者にはなかったのですが、どうやらこのゲームの前後で助走を短くして3歩で蹴るようにしたとか。彼のゴールキックから目が離せなくなってきました。

笑うと少し出るえくぼがチャーミングな松田選手は、25歳の若さで既に結婚されています。でも!W杯は応援して下さい。

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写真は日本のサンウルブズ田村選手と、豪州レッズ時代の五郎丸選手。


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