東京オリンピック2020で自転車競技を観戦するには「PART1 屋外競技編」

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東京オリンピック2020で自転車競技を観戦するには「PART1 屋外競技編」

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東京オリンピックへのカウントダウンも熱を帯びてきたこの数か月。今回の記事では、今年、東京で観戦することができる自転車競技の数々をご紹介します。しかし、意外と種目の多い自転車競技。この記事ではPART1として屋外で観戦する自転車競技をご紹介します。

メイン写真 Photo by Yukari TSUSHIMA

自転車競技とオリンピック


Photo by Yukari TSUSHIMA

ヨーロッパにおいて、自転車レースは100年以上の歴史を持つスポーツです。しかし、オリンピックという舞台において、自転車競技は長い間あまり日の目を見ない競技でした。

というのも、オリンピックはプロのスポーツ選手が参加することを長い間認めていなかったため、プロになった有力な自転車選手はオリンピックを走ることに、ほとんど関心を持っていなかったのです。

しかし、1996年のアテネ・オリンピックからプロの自転車選手がオリンピックに参加することが正式に認められました。ちなみに、このアテネオリンピックの男子ロードレース・タイムトライアルを制したのは、前年にツール5連覇を果たしたスペイン人サイクリストのミゲル・インドゥライン(Miguel Induráin)氏でした。

その後、プロの自転車選手の間でもオリンピックでの優勝の重要性が認知されるようになります。北京オリンピックで金メダルを獲得したスペイン人サイクリストのサムエル・サンチェス(Samuel Sánchez)氏は以前、オリンピックで金メダルを獲得することと、ツール・ド・フランスなどの大きな自転車レースで勝つことの違いについて、このように語りました。

ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリア、そしてブエルタ・エスパーニャって、自転車だけの大会ですよね。でも、オリンピックって、いろんなスポーツの最高峰が集まるイベントだから、「オリンピックの金メダリスト」って言えば、自転車レースに詳しくない人にも「この人はすごく強いスポーツ選手なんだ」と簡単に理解してもらえることが、最大の違いですね。

回を追うごとに、参加するサイクリストの間で、オリンピックをでメダルを取ることの重要性が認知されてきているのが、自転車競技なのです。

意外と競技数の多い自転車競技


Photo by Yukari TSUSHIMA

そんなオリンピックの自転車競技は、屋外で行われる種目とトラックで行われる種目の2種類にわかります。屋外で行われる自転車競技の種目は、以下の種目です。

⒈ BMX フリースタイル

■パーク(男子/女子)

自転車での曲面の壁を上ってジャンプしたり、その場でスピンしたりして、美しさを競うスポーツです。ジャッジによる採点がある、いわゆるストリート系のスポーツです。使われる自転車は変速機能の付いていない、比較的シンプルなつくりのものです。

2. BMX レーシング

■レース(男子/女子)

BMXフリースタイルと同じ自転車を使って、競争をする種目です。様々なジャンプ台やダートコースを超えていくレースで、特にオリンピックなどの国際レースでは、10m級高さのジャンプ台が設けられていることもあり、迫力のレースが楽しめます。

3. マウンテンバイク

■クロスカントリー(男子/女子)

通称MTBとも呼ばれる自転車の種類。舗装されておらず、場所によっては岩や木の根があるような場所を走るレースです。オリンピックのような国際レベルのレースでは、道幅の狭い急な斜面の坂を全速力で下るサイクリストの姿を見ることができます。

4. ロード

■ロードレース(男子/女子)

■個人タイムトライアル(男子/女子)

いわゆる「自転車レース」と聞いて、多くの人がイメージする競技がこの競技ではないでしょうか。舗装された道を走るレースです。

ロードでは、選手が一斉にスタートする「ロードレース」と、一人ずつスタートし決められた区間で最も速いタイムで走った人が優勝する「タイムトライアル」の2種目が開催されます。基本的に一般道路を走ることになるので、路上でレースを生で観戦することが可能です。

屋外での自転車競技のレース会場はここ


Photo by Yukari TSUSHIMA

1.有明アーバンスポーツパーク
東京有明北地区に設置されるBMXパークとBMXレース、そしてスケートボードの競技が開催される場所です。競技によって異なりますが、5000人~7000人の観客が収容可能です。
所在地:東京都江東区有明一丁目7番
オリンピック中のアクセス:東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場駅」下車徒歩、あるいは東京臨海新交通臨海線ゆりかもめ「有明テニスの森駅」下車徒歩

2. 伊豆MTBコース
東京から約2時間ほどの、伊豆にあるのがマウンテンバイクのレース会場です。オリンピック期間中にはシャトルバスが最寄駅から出る予定なので、観戦に行きやすくなるものと思われます。
所在地:静岡県出石大野1826
オリンピック中のアクセス:JR伊東線「伊東駅」下車シャトルバス乗車、あるいは伊豆箱根鉄道「修善寺駅」下車シャトルバス乗車

3. 武蔵野の森公園/富士スピードウェイ
この2カ所はロードレースのスタート・ゴールとなります。2019年の7月に開催されたロードレースのリハーサル大会を見学した、スペイン代表チームを束ねるパスカル・モンパルレール (Pascual Momparler) 監督は東京オリンピックのコースに関して、以下のように話しました。

相当きついコースですね。オリンピックのレースの時の気温や湿度は、多分スペイン人選手には対応できると思います。でも、最大の敵はレースのスケジュールですね。ツール・ド・フランスの終了直後にオリンピックのレースがあるので、選手の選考がちょっと難しくなるかもしれません。

ちなみにタイムトライアルでは、富士スピードウェイがスタート・ゴールとなります。

参考資料:https://tokyo2020.org/jp/games/sport/olympic/road-cycling/


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