ヨガで煩悩とサラバ! 『太陽礼拝108回』に参加してみた
DOヨガで煩悩とサラバ! 『太陽礼拝108回』に参加してみた
『太陽礼拝108回』ってなに?
『太陽礼拝』とは、ヨガにおいてもっともメジャーとも言える10〜12のポーズが連動したヨガの動き。古代インドで太陽を神と讃え拝む行為が由来となっています。カラダの代謝をアップさせたり、ストレス解消、冷え症改善、血行促進、自律神経の調整など効果は様々です。
『108回』というのはご存知のとおり煩悩の数です。心を乱し、悩ませる心の働きでもある煩悩。その数だけ太陽礼拝をおこなうことによって、煩悩を振り払う意味合いがあるようです。除夜の鐘も、煩悩の数108回だけ突きますよね? あれと一緒です。
元旦から満員御礼! ドキドキの初体験
今回『太陽礼拝108回』を体験したのは大阪・天満駅からほど近いスタジオ「スピリットヨガ」。この日はなんと元旦。しかしスタジオに着くと、50名を超える人たちで熱気ムンムンでした。
ベーシックな太陽礼拝でスタート
今回の『太陽礼拝108回』では、4種類の太陽礼拝をおこないます。まずはイベント主催者でありスピリットヨガ代表のハイダー・アリ氏が考案した「座ったままの太陽礼拝」。本格的な太陽礼拝の前に関節を柔らかくし、血行を良くしていきます。
10回も続けているとカラダがぽかぽかしてきます。簡単な動きなのに、70以上もの筋肉が働いているそう。パソコンに一日中向かっている人、高齢者の方々にもオススメです。
休憩タイムはみんなでマントラ
ワンセット10回を終えると休憩タイム。しんどくなってきた頃なので「これならついていけるかも」と少し安心に。
休憩ではマントラを唱えます。マントラとはサンスクリット語で「音節」という意味。音を出すことによって、心の浄化(ヒーリング)となるそうです。ちょっと怪しい?! なんて最初は思っていましたが、年初めの朝一番から声を出すって気持ちよかったですよ、しかも何十人が一斉に。
戦士のポーズでラストスパート
座ったままの太陽礼拝でカラダがぽかぽかしたら、立位のポーズが加わります。ダウンドックという下向きの犬のポーズで足全体がじわじわ伸びていきます。少しだけ強度が上がりますが、初心者でもまだまだ大丈夫。
そして3、4つ目のポーズはいよいよ太陽礼拝の完成型、戦士のポーズが加わります。100回目前後から手と足がぷるぷる! でも108回は目前! そう思って無我夢中になっていたら達成できました!
クールダウンはハタヨガ&ヨガニドラ
いっぱい使った筋肉をほぐすために、簡単なハタヨガポーズをおこないます。ツイストのポーズや逆転のポーズなど、太陽礼拝には組み込まれていないポーズをおこなうことで、全身がほぐれていきます。
そして最後にヨガニドラを体験。ヨガニドラとは別名「眠りヨガ」と言われるヨガです。目をつぶって横たわった状態で、カラダを動かさずにカラダの細部へと意識を巡らしていくことで、20分間で4時間分の熟睡に値するとも言われているんです!これで心もカラダもすっきりすること間違いなし。
始める前は不安でいっぱいでしたが、いざやってみると気持ちよくて! さすがに最後の方はキツかったですが、煩悩の塊だった最初の頃とは想像もできないほど、無心で何も考えずにポーズに集中していました。
『太陽礼拝108回』は年末年始を中心に1年を通して全国各地でおこなわれているので、興味を持たれた方はぜひ参加してみてください!
INFORMATION
■『太陽礼拝108回』イベント主催ヨガスタジオ「スピリットヨガ」
住所:大阪市北区天神橋3-10-17 天神橋藤本興産ビル5・6階
TEL:06-6881-3317
URL:http://www.spirityogastudio.com/
料金:1000円以上の寄付
※集まった寄付は、非営利組織『Yoga Give Back』に全額寄付されます。
『Yoga Give Back』とは「ヨガのレッスン1回分の値段で、誰かの人生を変えられる」をコンセプトに、2007年にロサンゼルスで誕生。今回のイベント主催者ハイダー・アリ氏も「普段なにげなく受けているヨガレッスンですが、それによって誰かの人生を変えられるかもしれない。そんな気持ちを込めて、チャリティヨガに参加していただければ」と。