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11月14日（木）に行われた日本体育大学主催・第51回体育研究発表実演会。1964年（昭和39年）から続くこの会は、「体育・スポーツの素晴らしさ、競技の美しさを伝えるためのスポーツの祭典」として開催されています。

なんだか難しい学会みたいな名前ですが、その主旨は「教職員と学生が学内活動で習得した技術や研究の成果を発表する」こと。言ってみれば、日体大生のスポーツ発表会なんです。

会場の横浜アリーナは超満員。ニコニコ生放送での生中継も行われるなど、いまやスポーツファン注目の一大イベントとなっています。

むずかしい競技は解説付きで

今回行われた全プログラムはこちら。

オープニング
1. チアリーダー
2. オリンピックが来たら（学生と日本幼稚園児による演技）
3. セパタクロー
4. 少林寺拳法
5. 体操
6. アルティメット
7. ダンス（柏日体高等学校・日体荏原高等学校）
8. ハンドボール
9. 新体操
10. 集団行動
11. 伝統芸能（日本舞踊）
12. トランポリン
13. 体操競技
14. ダンス
15. エッサッサ
16. フィナーレ

見慣れないものもありますが、演技指導をした側の研究発表という意味合いもあるため、ところどころで教職員による技の紹介や解説があり、初めて見る競技でも安心して楽しむことができます。

それではSportie（スポーティ）ピックアップでいくつかの演目をご紹介します！

ハイレベルな技の数々に拍手喝采！

オープニングは元気なチアリーダーたち。会場の雰囲気が一気に明るくなりました。

アクロバティックなセパタクロー。アニメのような体勢からのアタックで大歓声が起きていました。

少林寺拳法の演舞は迫力満点。女子学生の姿もありました。

フリスビー×アメフトのような競技、アルティメット。男女混合でなかなか楽しそうでした。

系列校の高校生によるダンスパフォーマンスも超高校級。

ウワサの行進「集団行動」と名物「エッサッサ」

多くの観客がお目当てにしていた、行進パフォーマンス・集団行動！
揃いのスーツに身を包んだ日体大生が、素早く行進しながら交差したり円や形を作ったりします。ロボットのように手足をそろえてなめらか〜に動く姿は圧巻。会場からは驚きの声と拍手が止みませんでした。もしこのパフォーマンスを見る機会があったら、できるだけ上の方から全体を見渡せる位置で見ることをおすすめします！

日体大独自の応援スタイル「エッサッサ」。「獅子が月に向かって咆吼している様子」を表現しているもので、和太鼓の音にあわせて力強く動き、一人一人が出せる限りの声を放つその様は、シンプルながらも心に残るものでした。

次回の公演は2年後の2015年。どんな演目を見ることができるのでしょうか。チケットが早々に無くなってしまうので、興味のある方はしっかりチェックしておくことをおすすめします！