【W杯現地レポート】ギリシャ代表サポーターが振り返った日本戦
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ブラジル・ワールドカップ初戦で、黒星スタートとなった日本代表はギリシャ代表と対戦。試合後、ギリシャ人のサポーターに試合を振り返ってもらいました。
「フィフティーフィフティー」
確かに、スコアは0-0なので仰る通りです。では、印象に残った選手は?
「オレスティス・カルネジス(ギリシャ代表GK)。彼が頑張って守ってくれたよ」
そう、彼の手にきっちりとボールが収まったことで日本は得点できませんでした。日本代表で印象に残った選手は?
「んー…まぁ本田かな」
4本のシュートを放った本田圭佑は、この試合のバドワイザー・マン・オブ・ザ・マッチに選出されています。
お互いに勝ち点1で並んでいる日本とギリシャですが、最後は日本にエールを送ってくれました。
「日本は大丈夫だよ。ギリシャよりも可能性がある。次、勝てば大丈夫さ!」
日本を応援してくれるのは大変ありがたいことですが、ギリシャの頑張りにもかかっているんです。ここで、グループリーグ最終戦のコロンビア戦に向けておさらいしておきましょう。
<グループC順位>
1位:コロンビア 勝ち点6(得失点差+4)*決勝トーナメント進出決定
2位:コートジボワール 勝ち点3(得失点差0)
3位:日本 勝ち点1(得失点差-1)
4位;ギリシャ 勝ち点1(得失点差-3)<日本がグループリーグを突破するための条件>
絶対条件は…
1. 日本がコロンビアに◯
2. コートジボワールがギリシャに△もしくは●
さらに、それぞれの場合を確認すると…
<コートジボワールが△の場合>
日本と勝ち点が並ぶので得失点差を争うことになります。つまり、日本は最低でもコロンビアに2点差以上で勝つ必要がある
<コートジボワールが●の場合>
日本とギリシャの勝ち点が並びます。得失点差を見ると、ギリシャは現在「-3」のため、最低でもコートジボワールに3点差以上で勝つ必要がある
要するに、日本は何が何でもコロンビアに勝利し(できれば2点差をつけて)、ギリシャにも頑張って勝っていただかないと困るということです。まさに「昨日の敵は今日の友」なのです。
試合は日本時間の25日午前5時にキックオフ。コートジボワール対ギリシャも同時刻に行われるため、90分間で全ての決着がつきます。前回王者スペインはすでにグループリーグ敗退が決定している中で、日本にはまだ可能性が残されています。日本代表を信じて最後まで応援しましょう!