夏こそ履きたい! 走るための裸足感覚サンダル『ルナサンダル』

夏こそ履きたい! 走るための裸足感覚サンダル『ルナサンダル』
暑い日が続きます。ランナーの中には、日中のランニングは避けているという方も多いのではないでしょうか?
夏場には、出来るだけトレーニングウェアも涼しくしたいもの。今回は、足元を涼しくしかもランニングのレベルアップ効果も見込める『ルナサンダル』をご紹介したいと思います。
ルナサンダルとは?
「サンダルで走る」と聞いたとき、まだまだ抵抗感を得る方は少なくないでしょう。最近はレースでもサンダルやワラーチと呼ばれる履物を使用するランナーが増えつつありますが、まだまだ一般的とはいえません。
ルナサンダルは、“走る”ためのサンダルです。足底部はVibramソールが採用され、薄いながらある程度のクッション性を備えます。最初は真っ直ぐなソールですが、長く履き慣らしていくと、自分の足型にあわせてフィットしてくるのが特徴。まさに、自分だけのサンダルが出来上がっていきます。
サンダルストラップ(=紐)も専用のATS lacesを使用し、長時間走っていても擦れなどが起きにくく工夫されています。
トレイル用など様々な種類が開発されており、用途にあわせて少しずつソールの厚みが事なります。不安がある方は、少し厚めのものから使用してみると良さそうです。また、ソールにはゴートレザーをつけることも可能。より滑りづらくなり、見た目もスタイリッシュで普段履きにも良さそうです。
暑さも雨でもお構いなし!
ルナサンダルは、基本的に裸足で履きます。ソールを除いて、足の殆どが外に出た状態です。そのため、シューズのように熱が篭ることもなく、涼しさを感じられるでしょう。
日焼けが気になる方は、足にも日焼け止めを塗ってください。写真のように、サンダルストラップの跡がくっきり残ります。
また、夏場は突然のスコールなど、雨も不安でしょう。シューズは濡れると重くなり、濡れた足は靴擦れやマメなども起きやすくなります。その点において、ルナサンダルは非常に快適。雨でも足底は滑りませんし、むしろ雨が気持ち良いくらいです。洗う必要もなく、そのまま天日にさらせば乾いてくれるでしょう。
ルナサンダルの効果
ルナサンダルは、いわゆる“裸足ランニング”に属するシューズの1つです。実際に走ってみると地面からの反発を思いっきり受けるので、一般的なランニングシューズとの違いを大きく感じるでしょう。ソールも薄いので、小石などでも足の裏で感じ取れます。
裸足ランニングについては、様々な意見が飛び交っています。専門的な話は避けておきますが、実際に履いてみて感じたメリットは、大きく分けて以下の2点です。
1. 着地個所などをダイレクトに感じられるので、バランスやフォーム改善に役立ちそう
2. 普段シューズで守られている部位(特にバネ周りなど)を使って走るので、全体的な脚力UPに繋がりそう
恐らくルナサンダルで走れるようになることが目的というより、ルナサンダルによってレベルアップを計り、実際のレースではその土台を活かしてシューズで走る…という使い方が適しているのではないでしょうか。
ただし、いきなりルナサンダルでいつも通りの距離・速度で走ることは、お勧めしません。なぜならシューズと比較して、ルナサンダルを履くと足の受ける衝撃が大きいからです。無理をしてケガに繋がる可能性もあります。
ルナサンダルで快適に走るためには、足の使い方を含めたフォーム改善が必須といえるのではないでしょうか。初めて使用する方は、まずウォーキングから始めてみるのも1つの方法です。
この夏、新しいことに取り組んでみたいという方。ルナサンダルでのランニングは、暑い時期に試すにはお勧めですよ。