ママランナー“nori”のフルマラソンへの道【トレイルランニングに挑戦!】

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ママランナー“nori”のフルマラソンへの道【トレイルランニングに挑戦!】

スポーティ

昨年秋に、ママランナーとして初のフルマラソンに挑戦し、レポートしました。
>>ママランナー“nori”のフルマラソン挑戦!【つくばマラソン】

ママランナーとして走ることが、子どもと自分の視野や経験を広げ、充実した時間に繋がるように模索しながらトレーニングをしています。
バギーランで少し遠くの公園に足を延ばしてみると、家の近くでは見られない植物や生き物を発見できます!
日々のバギーランですれ違う人との交流も、走ることで生まれている宝物だと感じています。

しかし、自分で使える時間を作りにくいため、自分の意思だけでなく、子どもの様子や意思、協力してくれる家族などの都合も考慮した上で、トレーニングや大会への参加が可能になります。

それから、もう一つ感じる難しさは、トレーニングをしない言い訳をつくりやすいということ。子どもを一番に考えて動くのは当然だと思いますが、走らない口実になる状況はいくらでもあるので、トレーニングを継続することは簡単ではないと思います。トレーニングを休むことが言い訳なのか、仕方がないことなのかは、本人の考え次第で変わってきます。

筆者は、子どもが生まれてからトレーニングをしてきた4年間に、いろんなことを感じ、考えて、試行錯誤をしながらやってきました。はじめは仕方がないことだと思ってトレーニングを休んでいた状況でも、今ではトレーニングができるように変化したことも多くあります。

例えば、雨の日のバギーラン。
以前は雨の日にバギーランはできないと思っていましたが、バギー用のレインカバーを使えば、少しの雨なら問題なくトレーニングすることができます。普段はいないカタツムリを見付けて喜んだり、雨の日ならではの匂いや空気を感じたり、ここでもいろんな発見に繋がっています。
自分次第でトレーニングの幅は、大きく変わることを感じています。

子育てしながら走っている人も増えてきていますが、踏み出せずにいる人もいると思います。情報発信の意味で“ママランナー”という言葉を使いたいと思います。

つくばマラソン後のトレーニング状況・レース結果

寒い時期は、寒さ対策のためにバギー用のレインカバーを着けて走りました。
つくばマラソンを走ったことで見付けられた目標“いわきサンシャインマラソン(今年2月)でのサブ3.5”達成に向けて、下記の計画を立てました。この時期は、子どもの冬休みや寒さという壁があったので、考慮した組み立てにしました。

①つくばマラソン後(11月中旬)~子どもの幼稚園の冬休み前(12月中旬)
 暖かい日に、できるだけ長い距離を走っておく。寒い日は短い距離でも積み重ねる。疲れがある中でも走る。

②幼稚園の冬休み期間(12月中旬~1月上旬)
 軽めのランニングで、疲労を抜く。

③冬休み明け(1月上旬)~1月末
 バギーランと合わせて、子ども達が寝た後にも走る時間を作ってペースを上げる!

④2月~本番前日(2月下旬)
 調整。

実際には、
①つくばマラソン後(11月中旬)~子どもの幼稚園の冬休み前(12月中旬)
 暖かい日が多かったので、距離を踏むことができました。良い具合いに疲労も溜まりました。

②幼稚園の冬休み期間(12月中旬~1月上旬)
 子どもの体調不良と、子どもからもらってしまった体調不良で走れない日が数日ありました。予定よりも早く疲れが取れたので、もう少し走っておきたかったです。

③冬休み明け(1月上旬)~1月末
 1月下旬に新型コロナに感染してしまい、8日間の自宅療養期間を過ごしました。熱が下がってからは、自宅の中でできることをやろうとしましたが、動悸やふらつきを感じてストップ。体力も落ちて、これまでやってきたことが水の泡になったように感じ、モチベーションも自信もなくなってしまいました。

④2月~本番前日(2月下旬)
 トレーニングをせずに「このまま大会を走っても、何も得られるものはないな。」と感じて、再始動!既に予定では調整期の段階だったので、土台から積み上げる時間はなく、ペースを上げることを選択しました。つくばマラソン前よりも練習でのペースは上げることができていました。

◆結果
記録は目標には遠く及ばず、途中棄権も考えるくらい体力が持ちませんでした。それでも、5年ぶりに現地開催されたいわきに戻って来られたこと、チームの仲間と5年越しでやっと参加できたことは本当に嬉しかったです!
地元の方の応援や、海の景色を見ながら、いろんな思いが込み上げて、途中、泣きながら走っていました。途中棄権せずに「歩いてでも自分の脚でゴールしよう!」と思えて、震災後からずっと持ってきた「苦しい時も笑顔で!」の精神も胸に走りました。
このレースでは、トレーニング不足を思い知らされて、トレーニング量の大切さを改めて教わったように感じました。
土台が崩れた状態で、スピードを上げる選択をしたのも良くなかったと思います。

その2週間後、次は立川シティハーフマラソンに参加しました。
いわきサンシャインマラソンの後、脚に筋肉の違和感が残ってしまったので、トレーニングらしいトレーニングはできませんでした。前日に走った感覚も良くなかったので、 レースというよりは“トレーニング”として走ろうと気持ちを切り替えてスタートラインに立ちました。

スタートすると、予想を良い意味で裏切って、“レース”と言える走りができました。いわきを走ったことがちゃんと今回に繋がって、最後まで強い気持ちでペースも落とさずに走り切れました。記録は1時間41分39秒。いわきでは新型コロナからの回復も不十分だったのかも知れないなと感じました。

トレイルランニングに挑戦!

ランニング歴は長いですが、トレイルランニングへの挑戦は、ほぼ初めて!
筆者がコーチをするTrippers Running Clubは、トレイルランニング用品の専門店“Trippers”が運営するチームで、ロードチームでもトレイルランニングを頑張っているメンバーが多くいます。トレイルランニングの魅力を実際に一緒に走って共有したいと思い、“モントレイル戸隠マウンテントレイル”にチームで参加しました!

前日は大雨で開催すらも心配しましたが、当日は会場に近付くに連れて空が明るくなって、「走るのが気持ち良さそう」と思える快晴!

5月のトレーニングの目標は走行距離300kmでしたが、目標を上回る319kmを走ることができました。久々の300km超えです!
疲労がある中でもできるだけ休まずに走って、大会に向けての調整もしなかったので、当日も疲労がある中でレースに臨みました。

大会へは日帰りでの参加で当日朝の移動でしたが、渋滞がなく予想よりも早く会場に到着できたので、スタート前に時間がたくさん!時間を無駄にしたくなくて、秋のフルマラソンに向けたトレーニングとして、スタート前に1時間くらいジョグをしてスタートまでの時間を過ごしました。

トレイルランニングは初心者なので、走りながらロードと比べてみると、たくさんの発見がありました。
体力をできるだけ消耗しないように、ロスをなるべく少なくするように、コース取りや走り方を考えながら進みました。

感じたのが、怪我のしやすさがロードと大きく違うということ!
登りでも脚や体幹の力を平地よりも使います。
特に下りは難しく、ブレーキをかけると脚や腰にも大きな負担がかかるので、急坂でブレーキをかけずに行こうとすると、スピードが上がり過ぎて、平地では出ないスピードに脚が耐えられずに痛めてしまいます。トレーニングでも下り坂でスピードを上げていくようなメニューをやっておく必要があると感じました。
転倒での外傷も、平地に比べて起こりやすくなります。

今回は前日の大雨で、コースは代かき前の田んぼのような泥沼の所も多く、すべるすべる。
転ばないようにと意識して踏ん張ると、痛みが発症してしまうこともあります。
コースを水が流れて川のようになっている所もあったので、より注意が必要でした。
今回のために新調したファーストトレランシューズはスタートして間もなく泥まみれに。

幸い転ばずに済みました。

当日、晴れたお陰で、泥が気にならずに気持ち良く走れる場所もあって、景色も最高でした!
トレイルランニングの厳しさ・難しさと、楽しさ・魅力も感じることができたレースでした。

そして、6位に入賞することができました!

山を登りながら、マラソンがよく人生に例えられるように、トレイルランニングにも人生と重なる面を感じていました。

登っても登っても 先が見えなくて苦しいときがあっても
数歩先 ときには足元を見ながら 一歩一歩進んでいけば
やがて足が自然と前に出るような流れがやってくる。
苦しいときには 一度立ち止まって 頑張って登ってきた場所から 後ろを振り返ってみると 最高の景色が広がっていることに気付く。

今回の収穫は、この1ヶ月間のトレーニング成果を感じられたことです!
バギーラン中心の練習で、さらにまだ土台作りの段階なので質を上げた練習はしていませんが、疲労がある中でもしっかり走れた手応えがあって、6位に入賞できたことも、自信になりました。

今後の目標とトレーニング計画

◆目標(今年度)
◇つくばマラソンを3時間前半で走ること(人気のある大会なのでエントリーできるかはまだ分かりません)。欲を言えば、3時間7分以内で走って大阪国際女子マラソンの切符を取り戻したいです。
◇2024年いわきサンシャインマラソンで、入賞に返り咲くこと。そのためには、3時間そこそこの記録が必要になります。

◆トレーニング計画
・6月:走り込み期。バギーランで距離を踏む。月間走行距離目標300km後半。
・7月(下旬から幼稚園の夏休み開始):走り込み期。夏休みに入ってからは、バギーラン+子ども達が寝た後のランニングで距離を踏む。月間走行距離目標400km。
・8月(幼稚園の夏休み期間):追い込み期。バギーラン+子ども達が寝た後のランニングを基本として、夜はペースを上げる。月間走行距離目標350km~400km。
・9月:走り込み期。バギーラン中心で距離を踏む。月間走行距離目標400km後半~500km。
・10月:追い込み期。バギーランで距離を踏む+子ども達が寝た後のランニングでペースを上げる。月間走行距離目標400km~450km。
・11月:調整期。月間走行距離目標300km。

今年のいわきサンシャインマラソンで、トレーニングの大切さ、伸び代の大きさをとても感じたので、いかにトレーニング時間を確保するかが日々の課題になっています。
トレーニングの時間を自由に作りにくいママランナーですが、ママランナーの強みは子どもが一緒だからこそ、一人よりも苦なく、楽しく走れることです。

入賞したいと思うのであれば、ママランナーかそうでないかは関係なく、参加する人の中でトップレベルのトレーニングを詰めていなければ叶えることはできないと思うので、どれだけトレーニングができるかを大切に、今の自分の限界を伸ばしていきます。
バギーラン中心のトレーニングができるのも、限られた時間です。筆者も来年度は下の子が幼稚園にあがるので、今しかできない挑戦を楽しみたいです!

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