関西地区大学野球、春季リーグ展望と今季ドラフト候補紹介

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関西地区大学野球、春季リーグ展望と今季ドラフト候補紹介

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4月に入ると、各リーグとも春季リーグが開幕します。春季リーグに優勝したチームは、リーグ代表として6月に神宮球場と東京ドームで開かれる全日本大学野球選手権に出場します。そんな春季リーグの展望と秋のドラフトに向けての有望選手を紹介します。

関西学生野球連盟

昨年春季は立命館大が制し、秋季は近畿大が優勝の後、代表決定戦を経て、神宮大会に出場しています。立命館大、近畿大ともに今春季優勝争いの軸になると思われますが、ともに昨年の主力メンバーが引退したあと、残りの選手がどの程度穴を埋められるかが大きいところです。また、関西大や同志社大も侮れない存在です。

近畿大は、村西良太投手(4年/津名)がエースとして存在感があります。立命館大は、有村大誠投手(3年/秀岳館)が最も信頼できる投手と言っていい存在です。

関西大は、肥後皓介投手(4年/広陵)がエースとしてチームを引っ張って欲しいところ。各チームのエースがどのようなピッチングを見せるのか、そして京都大は勝ち点を得ることができるのか、関西学生野球連盟に注目です。

関西六大学野球連盟

昨年春季まで大阪商業大が4季連続優勝していましたが、秋季には2016年春以来の優勝で京都産業大が大阪商業大にストップをかけました。

京都産業大は、宮所広輔投手(4年/関大北陽)が健在ですし、昨年、登板経験を積んだ北山亘基投手(2年/京都成章)は今年成長が期待できます。そして、西元正輝選手(4年/福知山成美)、笹原大虎選手(3年/福知山成美)、杉野翔梧選手(4年/近江)ら野手陣が今年も健在、ある程度勝ち試合は計算できそうです。

これに対し大阪商業大は今春季、優勝を奪還したいところ。投手では橋本侑樹選手(4年/大垣日大)がエースとして、チームを支えていってくれそうです。野手では植田匡哉選手(4年/汎愛)、笹治健汰選手(4年/近江)が打線の軸になってくれます。この2選手は、リーグを代表する選手として成績を残していけそうです。

関西六大学野球連盟の優勝回数は、大阪商業大が13回、京都産業大が12回なのに対し、過去最多の優勝回数が断トツの28回を誇るのが龍谷大です。しかし、ここ数年低迷していますので、今年こそは優勝争いに食い込んでほしいところです。

龍谷大は、駿河舜弥投手(4年/星林)がエースとして奮起するか、また野手では成長してくる選手が出てくるのかがキーになってくるでしょう。

阪神大学野球連盟

各季リーグ戦で上位と下位の入れ替わりが激しく、どのチームにも優勝の可能性があるリーグです。昨年春は天理大が優勝するも秋は関西国際大が制し神宮大会にも出場しました。

これまで何度か優勝した経験を持つ大阪体育大が春に最下位になるという波乱もあった一年でした。今年の春季はどこを中心に優勝争いが行われるのか非常に気になります。

天理大は、桜木健次郎投手(4年/愛工大名電)、八木玲於投手(4年/敦賀)、森浦大輔投手(3年/天理)の3人が残っており、非常に心強い点があります。捕手の石原貴規選手(4年/創志学園)も残っていますので、バッテリーは安心できます。

関西国際大は、武次春哉投手(3年/西脇工)がエースとしてチームを支えますが、控えの投手陣と野手陣にどの程度新戦力が出てくることができるのかが今春季のキーになりそうです。

この2チームに、昨年は低迷した大阪体育大も優勝争いに加わってくるのではないかと思われますが、どのような新戦力が台頭してくるのか開幕してみないと分からないところがあり、どのような展開になるのか未知数です。

また、数年前に2部リーグから昇格してきた甲南大や関西外国語大も着実に力を付けてきています。今年も波乱が起こる可能性はあり、阪神大学野球連盟は注目してみたいリーグです。

近畿学生野球連盟

長く奈良学園大の一強体制が続いてきましたが、今、これが揺らぎつつあります。2017年春季には和歌山大が初優勝、その秋季には大阪市立大が初優勝、そして2018年秋季には和歌山大が再び優勝したのです。これは、各大学の実力が上がってきたのがその要因です。

しかしながら、今春季は、選手層の厚さでは奈良学園大がやや有利ではないかと思われます。菅田大介選手(4年/京都共栄学園)が中心になって引っ張っていける存在ですし、ドラフトの候補にもなりそうです。そして、大畑理暉投手(3年/履正社)、摺石達哉投手(2年/福井工大福井)らがどの程度伸びていけるかにかかっています。

大阪市立大は、昨年春季の優勝に貢献したエースの玉井光投手(4年/佐久長聖)が、和歌山大は、昨年秋季の優勝に貢献したエースの貴志弘顕投手(4年/桐蔭)が健在です。更に、大阪工業大を含む4チームを中心に優勝争いに繰り広げそうです。

京滋大学野球連盟

毎年、佛教大と*¹京都先端科学大を中心に優勝争いを繰り広げてきましたが、近年は花園大も初優勝を果たすなど力を付けてきています。昨年春季は京都学園大が、秋季は佛教大が制しました。今春季もこの2チームによる優勝争いの可能性が大です。(*¹京都学園大から改称)

佛教大は、長井智哉投手(4年/東海大仰星)、中山怜央投手(4年/奈良大附属)、福森建投手(4年/水口)の3人がそのまま残るのが頼もしいところです。これに対し、京都先端科学大は、投手では足立直投手(4年/綾部)、森億投手(4年/八幡商)の2人がチームを支えてくれそうです。両チームとも野手は、主力選手が抜けた後をカバーする新戦力の台頭に期待したいところです。


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