駅から歩いて行ける金沢新スタジアム 23年開業予定

駅から歩いて行ける金沢新スタジアム 23年開業予定 WATCH

駅から歩いて行ける金沢新スタジアム 23年開業予定

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サッカーJ2・ツエーゲン金沢の本拠地が、2023年に駅から歩いていけるサッカースタジアムになります。

現在は、JR金沢駅からタクシーで10分(3,000円程度)かかる陸上競技場を本拠地にしていますが、新しくできるサッカースタジアムは2つの電車の駅から10~15分程度で歩ける公園内に新設されます。

今回は、23年開業予定の金沢新スタジアムについて紹介します。

2つの最寄り駅

1.北陸鉄道 磯部駅

金沢駅から海の方へ走るこのローカル線の金沢から3つ目の駅が、磯部駅です。写真のように無人駅で、ホームは狭く、駅を出たところから広い道路に出るまでは少し狭い道を通る必要があります。

金沢新スタジアムは、1万人収容規模になる予定です。満員になる試合の際は、数千人がこの駅を利用することになるでしょう。時間によっては駅がごったがえす状態になるかもしれません。

この駅から新スタジアムまで、大人の足で徒歩10分程度で到着できます。金沢市に問いあわせたところ、駅周辺の整備計画はまだないとのことでした。

2.JR東金沢駅

金沢駅から富山側に一駅。2階建ての大きな駅で、新スタジアムが建設される公園内にあるプールの大きな建物が、駅から見えています。磯部駅と比べて大きな駅です。すでに駅前にはスーパーマーケットがあり、途中の道には居酒屋もあります。

道も広く、飲食店が並ぶ大きな交差点を通過して徒歩15分ほどです。JRで富山駅から乗り換えなしで到着しますので、カターレ富山(現在J3)との北陸ダービーの際は、新幹線で金沢駅に降りて折り返して来るよりは安いし便利かもしれません。スタジアムが出来ると、駅前はもっと賑やかになるでしょう。

1万人収容でゴール裏はなし


新スタジアム建設予定地。現在は人工芝のサッカー場

では次に、金沢新スタジアムの現状をまとめておきましょう。

まず、2019年度(2020年3月まで)にスタジアムの基本計画が作られます。すでに地元の北國新聞1面に概要が掲載されました。メインとバックに屋根付きスタンドが作られ、ゴール裏がない構造が考えられています。

客席は、椅子席が8000席と立ち見席2000席の計1万席です。メインスタンド(選手が入退場する側のスタンド)の中央に個席(一つひとつが独立した椅子の席)が作られ、その両端はベンチシートになります。

バックスタンド(メインの向いのスタンド)は、中央にベンチシートが配置され、両端は立ち見席になります。そして両方のゴール裏はスタンドがなく、多目的広場になっています。

この数年建設されるサッカースタジアムは全て個席で作られていました。福岡のレベルファイブスタジアム(アビスパ福岡の本拠)は、ラグビーW杯に合わせてベンチシートから個席へ改修しています。

新しく作るスタジアムにもかかわらず、ベンチシートや立ち見席を作るのは古い時代の感覚かもしれませんが、費用を抑えた結果でしょう。前述の北國新聞には工費は75億円と出ていました。

J2(2部リーグ)の試合を行うスタジアムは、1万席が必要とJリーグで規定されています。いまJ2のツエーゲンがJ1(1部リーグ)に昇格すると、1万5000席以上あるスタジアムで試合を行わなければなりません。そうなると、あと5000席増やさなければ、試合が開催できません。

その時は、現在の計画で「多目的スペース」となっている両方のゴール裏に席を作るのではないでしょうか。これは筆者の想像です。金沢市は、北陸新幹線が開業してから多くの観光客でにぎわっています。観光客が増えすぎたため、環境を整備する財源にする宿泊税も今年4月から導入されてしまいました。

これから1年をかけてスタジアムの詳細が決まっていきます。どこかの段階で、地元の新聞に詳細が掲載されることでしょう。

石川県にお住まいの方は、地元新聞をチェックしていれば、新しい情報がいち早く手に入るでしょう。

その他のサッカースタジアム建設計画

では他の地域の動きについてはどうでしょうか。最近、大きく動いたのは、広島市です。建設場所をめぐってすったもんだしていましたが、市中心部にある中央公園に建設場所が決定しました。こちらは2024年春に開業予定です。

そのほか、甲府市の山梨県総合球技場は、県が募った基本計画検討委員会が報告書をこの4月に取りまとめました。来春完成の京都スタジアムは、屋根の工事に取りかかっています。

金沢だけでなく、他地域もスタジアムの建設予定が続いています。是非皆さんもチェックしてみてください。


スタジアム 東金沢駅 磯部駅 金沢