ハダカ男子のシンクロパフォーマンス!話題沸騰 iNDIGO BLUEの未来予想図
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映画やドラマでお馴染みの「ウォーターボーイズ」を起源に発祥した「男子シンクロ」。そんな男子シンクロを「老若男女楽しめるエンターテインメント」として披露し、全国各地で話題を呼んでいるのがパフォーマンスグループiNDIGO BLUEです。
ハダカの心で「シンクロ空間」を作り上げる
iNDIGO BLUEのリーダーでありプロデューサーでもある平澤慎也さんが、初めて男子シンクロに触れたのは高校1年生。はじめは部活動の先輩の説得で渋々参加した「ウォーターボーイズ文化祭公演」でした。彼は、グループでつくりあげたものを通して「眼の前の人が笑顔になってくれること」に魅了されました。
高校3年生になり、フジテレビ主催の「全国高校ウォーターボーイズ選手権」に参加。小学生の頃のいじめの体験により、本気で涙を流すことを忘れてしまっていた少年が「本当の涙」を流す経験をしました。それが慎也さんが初めて感じた「感動体験」だったと言います。
そんな感動体験を自分自身感じ続けたい、誰かに届けていきたい。その想いを胸に、高校卒業後の2006年、「全国高校ウォーターボーイズ選手権」に出場した全国各地の仲間を集めて10名で iNDIGO BLUEを結成。京都・東京・岐阜・三重・神奈川をはじめ大所帯のグループが出来上がりました。
一時はテレビのゴールデンタイムに出演していた高校生達も、テレビ番組の冠が外れてみればただの大学生の集まり。ましてリーダーの慎也さんは当時、就職しつつ浪人生で活動していました。公演が出来るプールもなく、連日全国各地のプールに電話をかけ「パフォーマンスさせてほしい」と頼み込むも、断られ続ける毎日。自分たちの無力さを思い知る毎日でした。
しかし、活動開始から少しづつ理解を示してくれるプール運営者が増え、彼らの評判は口コミでプールからプールへ拡がっていきました。そんな地道な活動が実を結び、今や単独ライブの開催をはじめ、著名アーティストとのコラボレーションや五輪招致イベントにも出演することに。今後もさらにその活動は活発になりそうです。
応援してくださる方のおかげです。iNDIGO BLUEのシンクロは、シンクロという競技よりも、シンクロ空間の意味合いが強いんだなって、活動を通して気付いていきました。「男子シンクロを一流のエンターテインメントに」からのスタートだったので、結成当初は競技のシンクロでした。活動を続けていると苦しいこともたくさんあって、潤沢な資金があってはじめた活動ではないからこそ向き合うことも多いんです。新たなチャレンジの度に向き合わなきゃいけない。そんなときに常に『なぜ僕はこのことをやりたいんだろう。』っていう気持ちと向き合い続けてきました。時によって答えは違っています。まるで螺旋階段みたいに同じような悩みと答えを出してきました。とにかく今を良くしようって。今の僕自身の答えは、僕らiNDIGO BLUEが、ハダカでいることで、自分の心にまっすぐに希望に向かって変化を恐れず挑戦する姿勢。そういう姿勢でいることで、応援してくださる方々も僕らにハダカの心で向き合ってくださるんです。そうやって向き合える、交じり会える瞬間をつくること、それを僕はシンクロ空間だと思っていて。ちょっとだけ勇気のいることを僕らが最初に挑んで、失敗したりうまくいったり色々あるけど、とにかく変化することを恐れずに、イメージした希望に向かって挑戦したいんです。ぶっちゃけ、うまくいくことなんて100回に1回くらいだから、そのことはちゃんと書いてくださいね。失敗して悩んだりしてることが大半なんですよ(笑)
それでもなんとか立ち上がってこれたのは、応援してくれる方が必ずいたからなんです。失敗も含めて出来たもので、少しでも多くの方が、笑顔になってくれて、元気になってくれた。これからも、皆さんの期待に少しでも答えたいから、皆さんからの応援を僕らが形にしていきたいです。もう、出来るだけ失敗しないように頑張りますね。(笑)

日焼けは禁止?! 全年齢型のパフォーマンス集団
慎也さんを見ると、あまり日焼けをしていない様子。夏・プール・空をイメージさせるパフォーマンスにも関わらず、さほど日焼けをしていないのはなぜなのでしょうか。
活動を始めたころはもう日焼けし放題でしたね。そもそもプールでのお稽古がほとんどだったので真っ黒で。だけどツアーで九州にいったときに、あるおばあちゃんに「真っ黒すぎて怖い」って本当にビックリされちゃって帰ってしまわれたんです。日焼けはほんの一例だと思うんですけど、日焼けしすぎて「見たくない」人が生まれるくらいなら、そういう部分は僕らが日焼けをセーブして、むしろ中身を見てもらえるほうがずっと嬉しいなって。そういうことは日焼けに限らず色々なことで感じますね。自分たちのやりたい見た目や形を追ってしまうあまり、見る人が減るっていうのは悲しいので。変わっていける部分は変わっていきます。
体型もマッチョになり過ぎるのはNG。理想の体型がメンバーそれぞれあり、トレーナーと共にその理想に向けてトレーニングするといいます。約8年の活動を経て、彼らはアイドル的な人気だけではなく、教育関係者や親子連れなどにファン層を拡大し、都内ではIT業界にも高い知名度があります。
現在の彼らはボーカル&パフォーマンスグループ。ボーイズシンクロエンターテインメントチームとしての活動に加え、プール以外でのライブやイベント出演など、芸能活動を積極的に行っています。「ハダカのオトコのエンターテインメント」として、露出も急増中。歌にダンスに、パフォーマンスのスタイルもますますパワーアップしています。
5人組ミクスチャーロックバンド「FLOW」の「常夏エンドレス」にも出演、脚光を浴びる
iNDIGO BLUEはボーイズシンクロエンターテインメントの未来をつくりたいんです。18歳の頃の僕が欲しかった場所を生み出し続けたい。そのためには僕ら自身は、同じことをしているだけではダメで、常に新たなチャレンジを続けて真っ暗で歩けない道を照らしていかなきゃって思ってるんです。
自らの変化、新たなチャレンジと同じくして、慎也さんはボーイズシンクロエンターテインメントの新チームをプロデュースするプロジェクトを立ち上げ、16歳から22歳までの学生を対象にしたオーディションを開催。オーディションはつい先日、募集を締め切り、全国各地から数十のエントリが届いたといいます。オーディション通過者のお披露目はこの夏に行われる予定です。
とてもうれしかったです。まだまだ小さいiNDIGO BLUEですが、こうしてこの道を歩き出したいっていう声が集まって。僕らがしないといけないのは、彼らと共に新たなボーイズシンクロエンターテインメントをつくり、今回は数十の応募を、安心して数百・数千・数万 と集まるようなものに育てていくことです。僕らも挑戦者で、応募してくれた彼らもまた挑戦者。応援してくださる方と一緒に、笑顔と元気に溢れる未来に向けて走っていきます。これからもたくさんの応援、よろしくお願いします。
iNDIGO BLUEは今年の春から「iNDIGO BLUE The Year 2014」と題して、公式YouTubeチャンネルの充実、ファンクラブの開設、定期的な自主ライブイベントの開催と盛りだくさんの活動を発表しました。
そんな彼らの最新の挑戦は、ヒューレット・パッカード社主催のコンテスト。投票は3/31までです。
ボーイズシンクロエンターテインメントを通して、たくさんの人に笑顔になってほしい、元気を届けたい。言葉の節々に感じる熱さが魅力の平澤慎也さん。iNDIGO BLUEの活動内容は変化しても、根底にあるその想いは、26歳の春になる今も、18歳の夏のままです。