リオでは板橋美波に注目!オリンピック正式種目の飛び込み競技

リオでは板橋美波に注目!オリンピック正式種目の飛び込み競技 WATCH

リオでは板橋美波に注目!オリンピック正式種目の飛び込み競技

スポーティ

自分との戦いである飛び込み

飛込競技は、最も時間の短い競技と呼ばれ、飛込みから着水まで2秒前後。オリンピックでは高飛び込み、飛び板飛び込み、シンクロナイズドダイビングの3つが実施されます。高飛び込みと飛び板飛び込みでは、フィギュアスケートのように自由選択飛び、制限選択飛びの2つの競技で順位を争います。

自由選択はその名のとおり選手が技を自分で決めて演技を行います。一方の制限選択は、演技総数の難易率が決まっていてそれを超えない範囲で演技行うという違いがあります。


試合の競技者はまず、試合の24時間前までに大会記録本部に「演技種目申込用紙」を提出し、演技内容を決定しなければいけません。この申込用紙を提出後は一切の変更は認められず、他の競技者との兼ね合いで演技内容を変更するといった駆け引きが出来ません。

採点方法は、演技難度によってあらかじめ決められた技の難易率と5名または7名の審判員の採点によって得点が決まります。そのため、いかに難易度の高い演技を高いレベルでこなせるかが、勝敗のカギを握ります。

世界で唯一の技を持つ板橋美波

2016年4月に行われたFINAダイビンググランプリで銀メダルの板橋美波選手(写真左)

リオオリンピックでメダルも期待される板橋美波選手は、小学校3年生から競泳をはじめ、小学校3年生から飛込競技に転向しました。リオオリンピックで出場する高飛び込みは中学校1年生から本格的に始め、競技転向後4年のキャリアで世界トップレベルに達した逸材です。

ただ、この板橋選手も初めから注目されていたわけではなく、競技を始めたころは指導する馬渕コーチも「特別な才能があるとは思わなかった」と回想しています。

そんな板橋選手ですが、高飛び込みに転向後は、中学2年時には日本選手権高飛び込みで3位、中学3年時の全国中学大会では2冠と敵なし、日本選手権でも優勝を果たしました。

16歳になった現在は、彼女しか飛べないといわれる演技番号109C「前宙返り4回半抱え型」も練習では普通に飛べるようになっていますし、まだ一人しか飛んだことがない「後ろ宙返り3回半えび型」も隠し玉として練習を重ねています。

リオオリンピックにおける飛び込み

リオオリンピックは、第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)が正式名称で、2016年8月5日~8月21日の17日間にわたって開催されます。

飛込競技は板橋選手の出場する10メートル高飛び込みと3メートル板飛び込みが男女とも行われ、更にそれぞれに2名1組の選手が同時に飛び込みを行うシンクロナイズドダイビングが実施されます。


高飛び込みのリオオリンピック出場権は、昨年2015年に開催されたワールドカップでの成績と16年2月に開催されてた世界選手権での成績が元になって決定されます。この成績を元に、女子は高飛び込み10メートルの板橋選手1人が、男子では3メートル板飛び込み2人の選手が選考されました。

リオオリンピック日本代表選手
飛込男子3m飛板飛込 寺内 健(34)ミキハウス
飛込男子3m飛板飛込 坂井 丞(23)ミキハウス
飛込女子10m高飛込 板橋 美波(16)JSS宝塚

都内で飛び込みを練習するには?

東京都内で現在飛び込みの練習に使えるのは、辰巳国際水泳場だけです。ちゃんとしたスタート台も使うことが出来、とても魅力的なプールです。

この辰巳国際水泳場はご存知のように多くの大会やイベントが開催されていて、敷居が高いように感じますが大会などがない日は一般にも開放されており、私達でも利用することができます。プールは3つに分れ、メインプール、サブプール、そして飛び込み用のダイビングプールがあります。

ダイビングプールの利用には申請が必要で、水曜日、金曜日、日曜祝日の午後5時からが個人利用の優先時間となります。

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東京辰巳国際水泳場。奥がダイビングプール (C)Dddco(wikimedia commons)

飛び込みの練習では、飛び込み経験者を対象としたコースなどが開催されていますから、飛込みを経験してみたい、もう一度始めてみようといった方は一度辰巳国際水泳場にお問い合わせされるといいでしょう。

リオオリンピックでは、日本人初めての高飛び込みメダリストが期待されます。その選手が板橋美波選手です。さらに東京オリンピックの年には20歳と、選手としても頂点を迎える板橋選手、リオでの活躍が楽しみな選手の1人です。

(Photo By Stephen Nakatani)


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