走りやすいフラットコースと美しい景色! 『湘南国際マラソン』レポート
DO走りやすいフラットコースと美しい景色! 『湘南国際マラソン』レポート
12月4日(日)、大磯をスタート&ゴールとしたマラソン大会『湘南国際マラソン』が開催されました。フラットコースといこともあり、記録更新を狙って出場される方も多い大会です。2015年大会は予期せぬトラブルで一時中断となりましたが、今回は滞りなくゴールするとができました。どのような大会だったのか、写真を交えながらご紹介します。
バスやトイレは行列!スタートまでの過ごし方
本大会では会場までのアクセスのため、大磯駅・二宮駅から送迎バスが出ています。しかし駅に着いてみると長蛇の列。バスはかなりの本数が運行していましたが、中には諦めて会場まで歩く人も見られました。
さらに会場もかなりの混雑。トイレや荷物預けなどは、想像以上に時間がかかりました。トイレではスタート時間直前となって「間に合わないのでは」と心配する声も。会場内は案内図があるので迷うことこそありませんが、時間にゆとりを持って動かないと「いざスタート」というタイミングで慌ててしまいます。特にスタートブロックによっては集合地点が少し離れているので、急いで走って向かう人もいたようです。
スピードを出しやすいフラットな折り返しコース
スタートは申告タイム別にブロックが分かれています。ご覧の通り道いっぱいにランナーが詰めていますが、タイム順なので思ったより混雑は少なめです。スタートゲートを通る頃には周囲にもゆとりができ、「混んでいて走れない」という状態ではありませんでした。
コースはずっと綺麗に舗装されており、大きなアップダウンはほとんどありません。そのため、記録も狙いやすかったのではないでしょうか。ペースメーカーも細かく設けられているので、本大会を年内の“勝負レース”と位置付けている方も多かったようです。実際に走ってみるとスピードは出しやすく感じました。
大磯から江ノ島入口まで行き、折り返して再び大磯へと戻って来る折り返しコース。そのため、中盤からは後続ランナーとすれ違います。仲間同士で「ファイト!」「ナイスラン!」なんて声を掛け合う方もいらっしゃったようです。もちろん、先に折り返してきたトップランナーの走りも見られました。
ちなみに、給水所は3km前後の間隔で設けられています。水やスポーツドリンク、またはフルーツなど食べ物も。そのため、水分補給は持参する必要がなく、安心して走れました。大会当日は気温が15度を超えて暑かったので、これだけ充実した給水体制は非常に助かります。
コース上から見られる景色
天気に恵まれた湘南国際マラソンは、走る中で景色も楽しむことができました。頭上に広がる青空は、その開放感に清々しさを感じます。
そして、美しい海!太陽に照らされた水面は、キラキラと光り輝いています。風は少なく、海はとっても穏やかです。これは、相模湾に沿って走る湘南国際マラソンならではと言える景色ではないでしょうか。特に疲れが出始める後半、目に飛び込んできた景色は疲れを吹き飛ばしてくれるような気さえしました。
走りやすくサポートも充実した湘南国際マラソン。フルマラソンの完走率は92.72%(16,898名中15,667 名完走)だったようです。昨年度に比べると下がっていますが、やはり暑さなどが要因かもしれません。しかし全体的に走りやすく、記録更新など目標を達成できたランナーは少なくなかったはず。まだマラソンシーズンは始まったばかりですが、良いスタートを切れた方は多かったのではないでしょうか。